宇都宮木鶏クラブ

「立志立国」

2024年02月04日

2024年2月2日

致知2月号R6年「立志立国」

※「自分はどうありたいか?」が、「立志」のことだと気付いた。

小森 俊宣

※この2月号では事実と意見を分けて、事実をもとに人と対話をすることを「私の立国」と

※7月号「学を為す 故に書を読む」 本の9割は忘れ、心に響く1文による行動は残る。 ※10月号「幸福の条件」 「幸福である」と言い切ると脳は理由を探し出す。

【致知読後感想発表】(令和5年度事業活動計画 五十嵐さんより)

1) 特集のテーマに沿う。この趣意、意志、方向を真読(全部読む)する。

どこに自分があるか。

2) 2度3度、読みをする。深まるを知る。文字に書かれていないことを、読み取る。

3) 読後は記録として、ファイルする。学びの百科書になる。

4) キーワードは 【克己慎独】修己治人、克己復礼

【特集 総リード 立志立国】

日本の底力を発揮する時が来た

櫻井よしこ(国家基本問題研究所理事長)中西輝政(京都大学名誉教授)

日本が抱える内憂外患は深刻さを増す一方で、混迷窮まれりの感は否めない。

そのような時代を生きる私たちにとって大切なことは何か。 世界最古を誇る我が国の歴史を学び、志を立て、未来への希望を抱いて前進することだという。 国民一人ひとりの立志なくして立国はなし。日本人の覚醒、精神の甦りが問われている。 「国が何をしてくれるかを求めるのではなく、国のために何ができるのかを問う」 このケネディ大統領の言葉こそ、いまの日本人に必要不可欠。

<櫻井〉

リーダーというのは日本が自立した立派な国、民主主義の価値観において世界に誇ることができる国 にしていくという大戦略をいつも頭に入れて、個々の政策を置いて考えていくものです。

中西先生はインテリジェンスも含めて、世界のあり方を俯瞰して論じておられる専門家ですが、そういう 目からご覧になると、日本は自立している国なのか。どのように見えますか。

〈中西〉

ええ、全く自立していないですね。

安全保障をはじめとして国の根幹が依存の構造になってしまっています。 日本人としての志や理想を失っている。

明治維新の時の「五箇条の御誓文」じゃないですが、世界に知識を求めて世界の国と共に歩む。 しかし同時にその根本には、いざとなると一国として立つ。

国民一人ひとりがこの国をどうしていくのかを真剣に考える精神風土を取り戻さなければいけません。

私が子供だった昭和20~30年代、まだ高度成長前のテレビやクーラーのない時代、大阪の下町でした

が、夏の暑い夜なんか軒先に涼み台を出して団扇で扇いでいるんですよ。 お隣さんやお向かいさんも出てきて、大人同士が雑談していると、そのうちに「いまの池田勇人内閣は

けしからん」とかいった政談が始まるわけです。

普通の職工さんたちが政治を滔々と論じ、真剣に国のあり方を考えていることが子供心に伝わってきま した。

〈櫻井〉 日本の国柄がどのようにつくられてきたかをよりよく理解することが基本です。 「十七条憲法」の制定は604年ですので、西洋に民主主義が誕生するずっと前から、日本では1400年 以上にわたってこの思想が繋がっている。こんな国は他にないです。

〈中西〉 志というのはやっぱり歴史を学ぶことによって生まれてきますし、ストンと肚に落ちる一つの立 脚点になります。まさしく立志なくして立国なしで、一人ひとりが志を持つことですよね。

<櫻井〉 すべては歴史、自分の拠って立つ日本国とは何かをきちんと理解することで前向きに生きる力 が湧き、志が生まれてくると思います。

【明治人の気概に学ぶ】 福澤諭吉と北里柴三郎が目指したもの 山崎光夫(作家) 白駒妃登美(ことほぎ代表)

【事実】

「自分が一日怠ければ、日本の進歩が一日遅れる」と自分に言い聞かせて勉学励んでいる。当時の 留学生の日記や手紙には、同じ内容の言葉が多くの人の手で綴られている。

台湾の日本統治時代に生まれたお年寄りがまだお元気でいらして、

「台湾にはリップンチェンシン (日本精神) という言葉があるんだ」と。 「あなたにはリップンチェンシンがあるね」と言えば、それは最高の誉め言葉だと言うんです。 勤勉で誠実で親切で、責任感があって自分の仕事に誇りを持っている。 さらに自分のことだけでなくみんなのこと、次の世代のことまで考えられる、それをリップンチェンシンと

呼ぶそうです。

【意見】

後藤や諭吉、柴三郎といった明治の人々が目指した理想の姿が、まさに「リップンチェンシン」にある のではないでしょうか。

日本が独立を守り奇跡の歴史を紡ぐことができた原動力は、先人たちの「公に生きる精神」ではな かったと思います。

我が国の文明開化に大きな影響を与え、その啓蒙思想が日本人の精神形成の礎となった福澤諭吉。 若くしてドイツに渡り破傷風菌の純粋培養や血清療法の確立など細菌学の分野で多大な功績を上げた 北里柴三郎。

高い志を立てて困難に挑戦し、日本を近代化へと導いた明治人の気概を象徴するのが、まさにこの二 人ではなかろうか。二人の偉人の志と生き方に学ぶ。

〈白駒〉よいことをしながら、決してひけらかしたり、相手に恩を着せたりしない。これも諭吉と柴三郎の 共通点ですよね。

〈山崎> 柴三郎が設立した伝染病研究所からは日本の医学界に貢献する人が何人も輩出されます が、その代表例が赤痢菌の発見者である志賀潔です。

赤痢菌の研究はそもそも柴三郎が手掛けたものでした。ところが、発見の手柄を教え子の志賀に譲る わけです。「北里柴三郎、志賀潔、赤痢菌発見」と連名で発表することも当然できたはずなのに、それを しなかった。これは大変なことだと思います。そこには自分さえよければいいという発想はなく、日本の 未来に思いを馳せながら大きな心で人を育てていったのが柴三郎という人物でした。

日本よ、真の自立を実現せよ!

田母神俊雄(第29代航空幕僚長)

【事実】

1 ウクライナは、1994年にアメリカ、イギリス、ロシアの三国とブダペスト覚書を交わした。 これは、ウクライナが保有する核ミサイルをロシアに引き渡せば、三国が安全を保障するという取り決 めがあった。ところがその約束が守られることはなく、ロシアはウクライナに侵攻し、アメリカはウクライ ナを守ることはしなかった。

3

2 もし核武装国であるアメリカとロシアが戦闘を始めたら、それがエスカレートして核戦争になってしまう からだとバイデン大統領は言った。

これによって、仮に核武装国の中国が日本を侵略しても、アメリカは日本を守るために戦わないことが 明らかになった。

3 日米安保条約の第5条には、日本に対する侵略があった時、日本とアメリカはそれぞれの国の法的手 続きに基づいて行動すると書かれている。アメリカは日本を守るとは明記されていない。

4 戦争を抑止するための投資は復興にかかる費用に比べると、何百分の一、何千分の一で済む。

5 西ドイツのアデナウアー首相は執務室に「教育勅語」を掲げている。 アメリカで聖書の次に売れている「ザ、ブック、オブ、バーチュー」は教育勅語の焼き直し ともいえる 内容である。 世界で極めて高く評価されている 「教育勅語」を日本は戦後にアメリカの圧力によって廃止する共に、

大切な志まで失ってしまったこと。

6

いま、日本は「衰退途上国状態」にある。

長らく世界第2位を維持していたGDPは、中国、ドイツに抜かれていまや4位に後退し、いずれ世界一に なるといわれていた一人当たりGDPに至っては、31位にまで下落。国際社会における日本の国力が沈 下の一途を辿る中、1964年の東京オリンピック後30年で約8・5倍まで上昇したサラリーマンの給料は、 バブル崩壊後30年以上も上がっていない。

【意見】

1

軍事の自立を果たすことで、日本にはうかつには攻撃を仕掛けられないと周りに思わせておくこと。そ れこそが最大の防衛力に繋がるのである。

2 リーダーは、志が高くなければならない。世のため、人のためになる政治を行い、国民に幸せをもたら す政策を真剣に実施しなければならない。

そういうリーダーが増えていけば、自ずと国は立派になる。まさに立志立国である

3

政治の責務は、国民を幸せにすることである。しかし、いまの日本の政治は経済的豊かさを実現でき ておらず、国民を幸せにしていないのである。

4

国民が幸せになるためにはもう一つ、政治的自由が保障される必要がある。ところが最近は、大多数

の人の行動に大きな制約がかかるのも厭わず、特定の人の権利に過剰に配慮する法案がまかり通り、

それに異論を唱えればたちまち「差別だ」と吊るし上げられる。 言論の自由がどんどん失われ、極めて生きづらい世の中になりつつある。行き着く先は独裁体制だが、 徐々に徐々にそこへ向かっているために大半の人はその危うさに気づかないでいる。

かっこわるくていい 木山裕策 (歌手)

諦めれば絶対に夢は叶わないということです。

【2024年1月12日木鶏クラブにて】

1顔で ○○しないで ○○○○しないで、生きていこう (森さん)

笑、否定、イライラ

2 大戦に敗れた○○は、うすっぺらな社会で、○○もない国になってしまいました。

(大沢さん) 日本、誇り

仲間と○○に仕事をする。

86歳の大沢さんが須藤先生に教わったこと。

まずは○○をすることです。

いい人生を送りたいなら、○○言葉を。にすることです。 □□されるようになって、いい人生を送ることができますよ。

○○○○な目覚めで朝げが美味しいのは○○とご○○様のおかげです。

一緒、挨拶、良い、口、信用

さわやか、社会、先祖

3 大谷選手、藤井さんの活躍は、見ていて○○ちがいい!!

(皆さん) 気持

4 その日その日を口い、寧に生きることが大切だと感じています。

(五木寛之さん) 味わ、丁

5 今、○○に意識を向けること。

(堀井さん) ここ

6 人間の幸不幸は○年で決まるといわれている。己の人生、○節を全うせよ。晩年にこそ、 己の○すところが問われるのだろうと思う。

2023年11月10日

(大貫さん) 晩、晚、志

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