宇都宮木鶏クラブ

宇都宮木鶏クラブだより 267回令和5年7月例会の報告

2023年08月02日

宇都宮木鶏クラブだより 267 令和5年7月例会の報告

致知読後感想メーン発表者 小森俊宜会員です。

第334回宇都宮木鶏クラブ令和5年7月号の感想発表例会は、 宇都宮豊郷市民活動センター参加者11名で行いま した。読後感想発表進行リーダーは小森俊官会員です。 特集は「学を為す 故に書を読む」 小森会員は、 始めに、 に響く一文と一文 (作者に意思) を探す。 その一文こそ大切にする。 心の豊かさ、真剣さ、目の前の体験に対峙した 時に得た言葉の一つ一つが少しずつ自分のものとなっていく。 と思う。 太古の昔より深い絆で結ばれている稀有な国 家日本を誇る。 学を為す。 真の学問というは単に頭で覚えるのではなく、 心に断れを思って忘れず、 断れを常に行う ことである。 行えば結果がついてくる。 行う成果を求めることでなくても、その経過にろ収穫がある。 うまくいか ないときほど。 学ぶは人間学は自分を創ることである。 性根を根こそぎ改変するようなところまで行くようでなけれ ば真の学問と謂えようか。 自分の生き方を支える。 心に響く一文を持ちなさい。 と。

君子の学問は立身出世のためではなく、窮して苦しまず、 心配事があってもへこたれず、 何が禍か何が幸福かはそれ がどう終わりどう始まっていくかを知って、 心を惑わされないためである。 学びを為すとは、どう生きるかを人間と して生き抜くか。 それは、 如何に考え、 如何に行動し、いかに自分を修めるかにある。 それを学ぶ、それを自分に り込む、そのような人間になる。 四十にして惑わず、五十にして天命を知り、 六十にして耳願う。 七十ともなれば、 己の欲する所を行えども矩を超えず。 八十、 九十にして、 その健在こそが、語らずとも人とはどうあるかを伝承して いるだろうか。

現代はインターネット何でも情報が入る。 出典責任もなく、 検問もない、 悪質な誘惑さえある。 この情報に価値ある かどうかは自己の分析能力に問われていく。 印刷書籍は、 あらゆる段階で検閲され、 責任も明確であり、よいという ことになるが、安穏ではない。 自己能力が問われるが、 読書は、古書になればなるほど人間の神髄を表している。 小森会員の教育者としての鋭い含蓄、 眼目ある捉え方に感心する致知読後の発表でした。 メンバー発表に自分を綴り り込み、フォローしている。そして、短時間でまとめる。 致知の読み方を心得ているな。 メーン発表者の纏め方もそ の日の例会を大いに盛り上げるものでした。

お気に入りの論語一章発表・「福田博会員」 子曰わく、人の生くるや置し。之をて生くるや、幸にして免

るるなり。 第六.p74. 直しは、直しと読む。 人は真面目に誠実に生きるもの。 仁義礼智信のような考え方の通り生きる

日常であれば幸福も健康もせるが、そうではない人が、富を得ている、うまくいっているが、それはただ運よく恵まれ ということだろう。 どうなるかはここでは考えないが、生き方直しであることが、たとえ不幸に見舞われても、必ず、好転 てよくなることになるもの。 金銭に響く言葉 HAPPY 幸福の見つけ方と、共感、連動しました。

琴線に響く触れる言葉・・ 大澤栄 会員。 【Happy】・・ 幸福の見つけ方教えます。 歩くだけでも幸福になれる。ウォーキングは健康に良いだけではなく、幸福感が増す。 高齢者が、 自力でトイレに 行こうという気持ちが心拍数を上げ、 自力でやったという達成感がある。 さらに意欲が増す。 体温が増す、 ラジオ 体操もいい。 体温は成長ホルモンも分泌され新陳代謝 若返り効果あり心満ち足りたことをする。 幸福は其の 感が 「Happy」 となる。 難しいことではなく、健康意識を高めること、 其の行動をすること感じること、皆がHAPPYになる。 HAPPY HAPPYと言葉を口に出して言う、思うだけでよいのかも。 幸せは口健康からになれば気が出て健康を作る。 大沢会員は、 幸福の見つけ方として、誠実に生きていることだけでHAPPYなのと、家庭菜園を通して、譲り合うことで幸福感のキャッチボールをしている。 喜びを与える問ことは楽しいものだ。 HAPPYが楽しい

当月号からの琴線に響いた言葉・・ 【逆耳払心】 忠言や謙言に耳を傾ける大切さを説く。 (菜根譚) 耳中、常に耳に逆らう言を聴き、心中、常に心に払るの心ありて、わずかに之徳を勧め行いを修

るの砥石なり。 人からの忠告や戒めなどの払いのけたくなるような耳の痛い話でも、しっかりと

を傾けることが人間としての器量を磨くという意味。 本当は有り難いこと、世の中巧言令色ばか

よほど自己修養、克己復礼、していないとなれないだろうな。 六十にして、耳順う。(論語)

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