「幸福の見つけ方」 教えます!

2023年07月09日

琴線に響く言葉

鎌田 先生

かまた・みのる 昭和23年東京都生まれ。 作家・

中央病院名誉院長 医師のかたわら、世界各

支援に取り組む。

平成23年、日本放送協会文化賞受

「ちょうどいい」(かんき出版)などあり

Happy

「幸福の見つけ方」 教えます!

・・・歩くだけでも幸福になれる!…

鎌田実さんは 「人生を味わい尽くせ!」という記事の中で、 「幸福の見つけ方」を丁寧に

教えて下さいました。

ウォーキングは健康に良いだけではなく、 「幸福感が増す」 という驚くべき結果が報告さ

れています。

スウェーデンにあるストックホルム商科大学のミカエルグレーン教授は、「幸福は心拍 数と関係がある」 と言います。 「心拍数」 は体を動かせば上がります。 彼は駅などで街 頭インタビューをし、歩いている人に話しかけて 「幸福について」 聞いたところ、 「歩き ながらでもいいですか」 と言って答えてくれた人のほうが、幸福感が強い傾向があったそ うです。

僕は訪問看護などで障害のある高齢者を診察することが多いのですが、 おなじような症状 でも 「自力でトイレに行こう」という気持ちがある人のほうが確かに幸福そうです。 体を動かせば心泊数が上るだけでなく、 自力でやったという 《達成感》 も得られ、さらに ウォーキングや自分の体重を生かして行なう自重筋トレをするのが、 案外幸福への近道な のかもしれません。

意欲が増すようです。 《幸福とは?》 なんて、難しいことを考えなくてもOK.

また僕は佐賀市で主に中高年の人たちを対象に 「鎌田塾」 を開いていますが、 鎌田式ウォ ーキングを始めた人には 「前よりも幸せを感じる」 という声が多いのです。 収入が増 えているわけでも、環境が変わったわけでもないのに、 日常の合間に体を動かしているだ けで幸福感が増すというのは、ダレーン教授の説を裏付けています。 ラジオ体操にも

同じような効果があると思います。 歩くと幸福になるのは、 体温が関係しているかもしれません。

体がポカポカだと幸せな気分になるという経験は誰にでもあるでしょう。 だからスポーツでも体温上昇につ ながるもの、つまりウォーキングや筋トレがおすすめなのです。 体温が上がると「幸 「ホルモン」と呼ばれるセロトニンやドーバミンだけでなく、 成長ホルモンの分泌も促進 されます。 成長ホルモンは新陳代謝に関係し、 若返り効果がありますが、 体温が少し 高い人はこれが出やすいのです。

満足感、達成感が幸福につながる..

人間は、 心が満ち足りていれば幸福感を感じるはずです。

「世界幸福度ランキング」 で、日本は2021年は56位。 日本人は外国人のように胸を張って「アイム・ハッ ビー」と、言わない民族ですが、 これは日常の小さなことに幸福感を見つけられない傾向 があるからかもしれません。

ウォーキングでも漫然と歩くのではなく、 花を見つけたら 「キレイ!」 と感じ、 素敵な人 に出会ったら 「コンニチハ」と挨拶して、小さな感動を味わえば、それが満足感につなが り幸福な気持ちになれるのではないでしょうか。

もう一つは達成感。 目標に向かって努力し、それを達成した時に人は幸福を感じます だから、 家庭菜園でも、 手芸でも、意識して行動することが大事です。 仮に中

高年なら、 例えば健康意識を高めて、減量に成功することで達成感を得る。 すると幸 福感が増します。 幸福とは、決して高く遠いところにあるものではありません。

家族や身近な人が、 気

軽に与えて下さいます。

まず、健康のために歩いて体温を上げる。

そうして目標

を持って、 達成にむけて努力をすること。

こうした手軽な方法が、 幸福への糸口にな

るのではないかと思います。

私、 大沢は家庭菜園を楽しんでいます。 又、シルバー人災センターで仕事をしていま す。 仕事が終わり、 仲間の仕事ぶりを評価し合うのも良く、 発注者が喜んで下さいま 幸福と幸福のキャッチボールもま た、幸福感を感じさせていただけます。

す。 発注者の多くの方は、オダチンの金品を下さいます。 料金をいただいている のでと、遠慮しても、受け取りを強く希望します。

以上

令和5年7月7日

大沢 栄

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