宇都宮木鶏クラブ
致知読後感想メーン発表者・・五十嵐 薫 会員。
第339回宇都宮木鶏クラブ令和5年12月号の感想発表例会は、宇都宮豊郷市民活動センターで、参加者11 行いました。読後感想発表リーダー・進行は五十嵐薫会員です。森さんが加わり新しく参加されました宮尾さん 田さん、一気に三名さんの新しい仲間の前での発表に緊張が走りました。特集題は、「敬、怠に勝てば吉なり」です。 そのおりだよなと感じましたが、敬とは何ぞや。古典「小学」の一説にある。「小学」は、8歳あたりからの古典学び始めに会 るもので、そのなかの章句にある敬、小学のねばらないという教義書、朱熹の纏めによるもので、若年の内に、躾る、考え、 脳に叩き込んでおこうという狙いか。では、敬とは、敬うと意味があるが、ここでは、慎むが合う。敬うと慎む敬。敬の熟語 敬愛、敬語、尊敬、愛敬、敬意、敬遠、敬仰、敬順、敬礼、敬服、敬忠、敬慎(謹慎)。皆、慎んで、敬って、おもいやり、人に効 て態度で表していく。人間関係、仕事、役職、このことを言行動に表せているならば、何にも勝る原動力になるだろう。怠け いれば、怠っていれば、人生に吉はない。の折は、発表の原文を参考にしていただければ幸甚に存じます
お気に入りの論語一章 小森俊宜会員」仮名論語p313.堯日最終章句。「孔子曰わく、命を知らざれば、以て君
たること無きなり。種を知らざれば、以て立つこと無きなり。言を知らざれば、以て人知ること無きなり。」論語の大本はこれ ありという最終の章句。論語の学びの入り口と出口。この章句知らずして、論語学びとは言えない。
知っているだけでも『論語読みの論語知らず』。しっかりと具えておこう。『知命』『知礼』『知言』・天命、礼儀、人の言。皆、知 が付くが、知ればいいではなく、その人の心中、体に具わること。備わっている。揃っている。思い考え、言動、振舞いがこの 三つで備わっている。これを得るには、学んで知って、試して(実践)、納得、自己の天命と何、礼儀・作法(恕、德、敬、中鹿
言。人の考え、言うこと、世の中表しを聞く、観る。理解して上げよう。小森会員の「気付きの論語」の頂きにいますね。
琴線に触れる言葉・・手塚久雄会員。「敗軍の将は以て勇を言うべからず」 出典史記。敗れた将軍
武勇を説いてはいけない。失敗したものは何も語る資格がない。敗軍の将兵を語らず。戦さにおいて、この意味は理解 きるだろうが、現代は、敗因に学び、次の機会を得て復活する。言い訳や他の所為にしてはならないが、戦いに在っては 敗軍の責任は重責、命に代えて償うほどの失いが大きいことは歴史的に示されている。歴史上の敗軍の末路は全てを
うところまで責められていた。悲しい末路。現代ではこの敗軍の将二通りに解釈され、敗戦の因果分析、革新に役立て という評価をされている。手塚会員はこの言葉の敗軍の将、語るか、語れぬか、見極めているんですね。
当月号からの琴線に響いた言葉・・P116.帯津良一医師 「現代の養生訓」 『幸せな後半生真っ盛り』貝原益軒養生法
後半生・・・80歳代からか、幸せと感じる生き方が一番と。筆者は仕事は変わりなくこなし、あとは養生、晩酌の養生。飲みする 飲みみ足らず。おつまみは刺身、湯豆腐、いかの塩辛、酒、筋子、子などの塩気たっぷりと。白子ポン酢。からすみ。そら豆
豆。温泉饅頭。みたらし団子、葛切り、わらび餅、昆布のだし汁。楽しみなコーナーです。発表 五十嵐。