宇都宮木鶏クラブ
線に響く言葉
和5年6月2日
手塚久維
高木に繰りて四方を望む
緑高木 而望二四方- 「推南子」 人間訓
高い木に登って四方を見渡す。 高木の上で四方を見渡すのは楽しいが、一た び疾風が来れば危険極まりないことから、功績もなく高位に登ったり、富を得 たりすることは、身を誤るもとになるというたとえ
言葉からの学び
こねや世襲などで出世した人は、 世の中の変化について行けないで挫折し たり、左遷されてしまう。 富も同様で苦労のなく大金を掴んだ者はして しまう。そのような人を見たことがある。
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