宇都宮木鶏クラブ

特集 「積善の家に余慶あり仏教の原点因果応報の真理に学ぶ」 の読後感想

2023年04月05日

特集 「積善の家に余慶あり仏教の原点因果応報の真理に学ぶ」 の読後感想です。 「因果応報説」は宗教の真理ではない。 釈尊は因果応報とは一度も説いていない。 宗教の本質に裁くという概念はない。 宗教は救済するということに、 観念と実在 を合致させていくもの。 善人も悪人も、 正邪、 賢愚にかかわりなく一切の人間を 平等に救済するのが、 宗教の本質です。悪いことはするな、 善いことをせよ。

わかりやすくやさしい教えであるが、 行うとなるとこれほど難しいものはない。 それだけに人間は、 修行が必要なんです。 今、致知を読む人、数万人、 愛読者の 中には致知が取り上げているから疑う人がいないかもしれません。 迷う人もいる かもしれません。 現実の世の中は矛盾している。 善業を終生続けていても報われ ない人だっておりますし、 悪業を重ねていても罪罰の無い人もおります。 特集記事を以ての致知、 この記事を取り上げて発表している編纂の人達へ、 特集 の記事が致知の生命です。 命懸けで正しく確かな取り組みをしていただきたいと 切に思います。 宇都宮木鶏クラブ会員 読者感想文 抜粋 ≫

同感の思いですね。 世は循環しながら、 生成発展して進化し成長していく。 人の世は多様な善悪性を裏に表に持ち、 若年から老年まで年齢様々に合間って生 きている。人間として善き性格・善き生き方を得るまでに、 常に善きも悪しきも 同居している故に不揃いの葛藤がある。 諸仏教の教えに 「諸悪莫作 衆善奉行 自浄其意 是諸仏教」 ≪もろもろの悪を為さず、全てに善を行い、自らの心を浄 くせよ≫ 仏教は結局この一偈 (いちげ・一言にまとまる) に帰するといわれる。 どうするか。善の漢字の本は、 羊。 羊はこの語に何を含めているか。善は不思議

な語ですね。 「善」 この問いに納得できるまで科学 (立証) して、 ソリューション

(解決) したい。

論語に云う、善人の道を問う。 子曰わく、 迹を踐まず、 亦室に入らず。 先進第十一。

論語に云う、善を道うことを楽しみ、 善人これ富めり、仁人に如かず。 季子第十六p252

美を盡して善を盡せり。 八份第三p35. 善を好めば天下に優なり 孟子 善を主とするは師と為す。 書経

善以て宝と為す。 大学

善を為すを楽しむ。 孟子

上善如水 老子

荀子 善を為すものは天之に報いるに ものである。 善に従うこと流るが如し、 左伝

最上の善は、 水のような 万物利沢、 天地の間に水なくして存在しない。

水は低いところへ流れる。

下へ低い所へ行くほど大きく広くなる。

最善観は、これらを纏めて最善という。

目指すは克己復礼、 修己知人、 自己修養でしょうか。 生涯を掛けて。

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