宇都宮木鶏クラブ
渡辺
二月号の致知の「禅語に学ぶ」から、 「時節因縁」 という言葉に心がとまりました。
「時節因縁」とは、よき時によき出会いがあること。つまり 「めぐりあい」 という。 仏陀は、縁起の法を説かれた。
「すべてものは縁によって生まれ、縁によって滅ぶ」
「雨の降るのも、風の吹くのも、花の咲くのも、 葉の散るのも、すべて縁によって生じ、 縁 によって滅びるのである」 と仏典にとかれている。 「だからこの身も、この心も、縁によって成り立ち、縁によって変わるといわなければなら
ない」 と仏陀は仰せになっている。
『坂村真民全詩集 第一巻』 より 「めぐりあい」の詩
「人生は深い縁の不思議な出会いだ・・・ 大いなる一人のひととのめぐりあいがわたし をすっかり変えてしまった 暗いものが明るいものとなり 信じられなかったものが 信 じられるようになり 何もかもがわたしに呼びかけ わたしとつながりを持つ親しい存 在となった」 「子を抱いているとゆく末のことが案じられるよい人にめぐりあってくれと おのず
から涙がにじんでくる」
「よい本を読めよい本によって己を作れ 心に美しい火を燃やし 人生は尊かったと
叫ばしめよ・・・」
横田南嶺さん曰く
人はみな誰しも尊い心を持っている。
よき人に出会い、よき書物に出会い、よき環境に身をおいていれば、必ずや仏の心という
すばらしい花が開く。 仏道も人間学も軌を一にしている。 お互い 『致知』をご縁に、 よき人に、よき書物とのめ
ぐりあいによって人間力を高めてゆく事こそ肝要。
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