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ヒトノワ中の人日記

琴線に響く言葉|人間を変える

2021年03月14日

人間を変える

人間を変えるような学問でなければ学問ではない。その人間とは、他人の事ではなくて自分の事である。他人を変えようと思ったならば、まず自分を変えることである。

活学

安岡 正篤(やすおか まさひろ)先生の日めくりカレンダーにあった言葉です。

【言葉からの学び】 

論語でいうと「人の己を知らざるを患えず、人を知らざるを患うるなり」という事だと思います。

相手に自分の事を理解してもらおうと思ったら、まず自分の都合を言うのではなく相手と向き合う事が大切なんだろうなと思いました。

私の子供にも言えることで、自分の都合でいう事を聞かせようと思ってもなかなか言う事を聞いてくれないんですが、子供に目線を合わせ一緒にやると意識すると自然に子供に向き合えるので実践できたと言う事がいくつもありました。

「履物を揃える実践」も「墓参の実践」も最初は一人で行なっていました。しかし、自ら素直な気持ちで実践を続けているうちに「一緒にやる」と言い出して、今では家族で墓参に行くようになりました。

今、墓参は3年以上続けているんですが最初の1年半くらいは一人でやっていたんですね。

「めんどくさいなぁ」と思ってやっていたので、当然、誰もついてこないし自分自身1時間もかかっちゃったって思ってましたから・・・でも途中で墓参は掃除ではなく先祖と向き合う時間だと気づいてからは前向きに素直に実践できるようになって、それが家族に伝わったんだと思うんですね。

よっぽど楽しい事をしてるんじゃないかと思ったんでしょうね、、、そのうち子供が一緒に行くって言い出して、ついには妻も一緒に行くって言い出しまして。今では家族で墓参をしています。

はじめは、「何やってんの?」と言っていた家族が、今では「いつ行くの?」に変わったので。。。

他人を「コントロールしよう」と思うのではなく、まず自分と向き合う事が大切なんだと感じました。

継続して実践していくことで自分を変えることに繋がり、相手にも気持ちが伝る。本当の意味で相手と向き合う事になるんだと思います。

カテゴリ:論語(古典・東洋思想・知識・見識)

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