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ヒトノワ中の人日記

孝弟なる者は、其れ仁を為すの本か

2019年11月05日

【學而第一】 仮名論語P2

孝弟なる者は、其れ仁を為すの本か(こうていなるものは それじんをなすのもとか

【現代訳】 仮名論語

孝弟は人徳を成し遂げる本であろうか

【通釈】 

親思いで目上の人を敬えるということは「仁」を得るための根本と言える

【感想】

「孝」とは親孝行の「孝」だと先日、論語に学び実践する会で教えていただきました。

本とは、「全ての起源」つまりは恩の遡源(祖先)ということだと思います。

もう1年以上、毎月、墓参の実践をしていますが、ふと考えてみると、毎回実家に顔を見せられていないということに気づきました。鹿沼の奥(粟野の方)なので、お墓に行くまでに1時間くらいかかり、それから1時間掃除をして帰ってくるだけで3時間はかかってしまうため、仕事が忙しいという理由からなかなか足が向かずにいました。時間がある時に、たまに寄って帰るというくらいです。

たいした親孝行もしてあげられていません。

また、いろんな会に所属していてイベントがあったりするので土日に家族と過ごす時間が減っているように思います。先日も台風のボランティアで炊き出しに参加して、実際にお金を寄付するより、話を聞いてあげたり現地で接することの大切さを感じました。

それなのに両親や家族となるといつでも会えるという思いから、接する時間がどんどん下がっていることに気づきました。

もっと両親や家族と過ごす時間をつくろうと思い、今度、孫を連れて私の両親が趣味で造っている野菜を収穫する手伝いに行こうと思います。

父母は作った野菜を無償で周りの人に配っているようです。

これからは両親から学んだことを子供に伝えられるようになりたいです。

それが子供に「孝」を教えることになり、「仁」につながっていくような気がしています。

カテゴリ:論語(古典・東洋思想・知識・見識)

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