初代横綱 明石志賀之助物語
アーアーアーエー
初代横綱 甚句に読めばよ
(アー ドスコイ ドスコイ)
関東北部の大都会
郷土に出たる横綱は
野州の寛文十六年
山内主膳の次男坊
その名も名 鹿之助
十八歳にて江戸に出て
相撲取りにとなったれば
目方はなんと六十貫
ばったばったとなぎ倒し
続いて大関、昇進し
四代将軍家綱の
勧進相撲の基礎作り
「日の下相撲開山」の
ここに初代がうまれたる
アアーアー初代横綱、明石
(アー ドスコイ ドスコイ)
ここは下野宇都宮
初代の明石志賀之助
宇都宮藩主のご家来で
でっかい赤子で誕生し
子供のころよりわんぱくで
須磨浦林右衛門に弟子入りし
身丈七尺三寸で
向かうところに敵はなし
寛文元年大関に
日の本一のお関取
寺院建立に貢献し
ときのお江戸の幕府より
天下無双と讃えられ
誉れ高きぞヨーホホイ
ヨォ! 志賀之助よ
作 下野相撲甚句会 吉川 崇夫
監修 中村 弘
カテゴリ:相撲甚句
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