宇都宮木鶏クラブ

宇都宮木鶏クラブだより 通算 280号令和6年8月例会の報告

2024年09月02日

致知読後感想メーン発表者・・ 江連 京子

・江連 京子 会員。

第347回宇都宮木鶏クラブ令和6年8月号の感想発表例会は、 宇都宮豊郷市民活動センターで、参加者11名で行い ました。読後感想発表リーダー 進行は江連京子会員です。 8月号の特集「さらに前進」。 江連京子会員は特にレジュ メは作らず、 読書したページを示しながら、 読み上げ、 理解したところ、 疑問に感じたところを指摘しながら、 いく つかのチェックポイント、 先ず、 「前進」 とはどんな範疇にあるのか、よい方向へ進める、進歩を目標とする。 やり遂 げる、 到達するまで進む。 これだけでこの特集は、把握したと言える出だしでした。 やはり目に留まったのは36年間 連続旅館総合一位の和倉温泉加賀屋の「お客様の満足を愚直に追及する」 とにかくお客様には喜んで帰っていただく ことが一番、十回はお客様のお茶を入れ替える。 ご満足いただけなければ、 客室係りや料理を変える。 赤字になるよう なオーバーなサービスを心掛ける。 客室係りには、笑顔で気働き。 とにかく笑顔で働きなさい。 お客さが求めたもの切 らしていてもありませんできませんではない、ノーと言わず、遠方までも手に入れに行く。 採算が考えない。 現場には 宝物ある。当たり前のことは当たり前にする。 お客様がまたお越しになる、紹介していただける。 やるなら一つ返事で やる。本音でぶつかれば突破できない壁はない。 時代の風潮になびかず、オンリーワンの旅館経営を目指す。 経営の根 本は目標目的は、 社員への愛、 大義無き人生、仕事ぶりは絶対に完成しない。 世のため人の爲は必ず自分に帰る。 商い人である江連会員は、自分の通ってきた事業の経緯を重ねておられ、感無量の発表でした。 江連会員の発表された れた一文を報告しました。

お気に入りの論語一章
「横塚高根会員」 仮名論語・ p251.季子孔子曰わく、 益者三友、損者三友、 直きを友とし、
諒を友とし、多聞を友とするは、 益なり。 便辟を友とし、 善柔を友とし、 便佞を友とするは、 損なり。
交わって友とするには三種類ある。 すなおで正直な人、 誠実な人、 多くの物事を聞き知識の豊かな人を友とするのが 益である。 体裁ぶる人、 ひとさわり良くて誠実でない人。 口先ばかりで調子のよい人を友とすると損。 そのとおりで あるが、 意外と損となるものを友としている。 勇気をもって選ばなければ、 抜け出せなくなってからでは遅い。

琴線に触れた言葉・・
手塚久雄会員。「一尺敬えば一丈敬いかえす。」 俗諺。 あなたが私に礼を盡すなら、 私はその十倍
にして敬い返す。 直感のまま善い意味と、 礼が過ぎるとなることなど善くない意味に捉えられる、双方を示すらしい。

「私のお気に入り論語、琴線に響くことは」 何故、 自分はこの論語章句を、琴線に響く言葉を選んだか
を先に言う。 自分とこの論語、 琴線に響いたことばは、「私とのです。」
今月号の中から、「恒産失くしして、 恒心なし。 」孟子。 私の未だに取れない実感です。 これは現実であ
ると思うが学びは、その逆を教える。 P43 松永安左エ門の晩年の語。こうであるとしても、自分の信条を実行せよ

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