宇都宮木鶏クラブ
平成30年7月6日
手塚
木鶏クラブ古典学習
「子曰く、 衆これを悪むも必ず察し、衆これを好むも必ず察す」
通釈 孔子が言った。 「大勢が憎むときも必ず調べてみるべし、大勢が好むときも必 ず調べてみる。 (盲従はしない。)」
感想
仕事上の経験から、新たな商品を作る上で設計、試作、 試験、 量産、 納品と 進むが、それぞれの過程において数人で議論を繰り返しながら進めてゆく。 そ れらの議論の中で不確かな経験から、 自信を持ってさも確かなことのように話 してしまう人がいて、 周りの人たちもつられてそうであると思い込んでしまう 事が何度もあり、苦い経験をしました。
また、好むときであれば、こうすれば必ず売れる筈と皆で鵜呑みしてしまい、 生産したら、 あまり売れなかったことがありました。 何れの場合も自分なりに 確かめることが大切であるとの教訓でした。 例えば、セールスマンに言われたこと、 噂などでも確かめていれば、詐欺な どに会わず、 失敗もしなくなります。 物事を多方面から視ることが大切です。
« 子曰わく、君子は坦かに湯たり。 小人は長えに威たり。 子(1) 日のたま) わく、 まな)びて思(おも)わざれば劇(すなわ) (くら) く、思(おも)うて(まな) ばざれば則 (すなわ) 殆 (あやう) »
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