宇都宮木鶏クラブ

「運鈍根」 読後感想発表

2022年11月05日

宇都宮クラブ 令和4年11月度第326回月例会

特集 「運鈍根」 読後感想発表

令和4年11月4日 (金)

手塚久雄

巻頭の言葉 「それ事は断むべからず必ず衆と与に宜しく論ずべし」 文夫

十七条の憲法、 五箇条の御誓文、 三方一両損を例とし、意見について次元の高い解を導き出す意

志と知性が求められています。 若い方々には政治への参加を期待します。

ここでは、古典、 先達に学び、 学んだ事を活かしていくべきと思います。

特集

運には(粘り)と(根性)で立ち向かえ。

一時期下積みになっても、 将来の土台作りであり、 一事の左遷や冷遇は、次の飛躍への準備期であり、忍耐力・持久力の函養として自重して、自らの与えられたポストにおいて、 全力 を怠らなったら、いつか必ずや日の目を仰ぐ日のあることを確信して疑わない。

P11 2段目 18行目

自分の経験をかえりみた場合、 実力の認められる人は、このようになっています。 若いうちに 稲盛氏の著作から学ぶことが大切です。

医の一道を歩み続けて掴んだ仕事の要諦 対談 佐野公俊、 上山博康 患者さんと共に戦う、 事前の準備が大切。

命懸けの信頼を寄せてくれた患者さんに言い逃れするようでは人間が駄目になると、 ご家族に土 下座して「私が失敗しました。 許して下さい!」と泣いて謝りました。 P18 2段日 18日 「運鈍根」 に通じますが、 人間には運命を決める分かれ道がなんどかあって、その時に楽な方へ いってしまえば、 運も開けていかないのではないかと思います。 P20 2段目 中央部 素直に謝る 岐路では難しい方を選ぶ、 何れも難しいと思いますが経験からもそう思いました。

明治の実業家たちの気概に学ぶ 対談 宮本又郎 北康利

幕末から明治にかけての変革記の歴史、 人物には学ぶべきことが大いにある。 ここで取り上げ

た実業家は、日本の発展を齎しました。 明治の創業者には種々のタイプの人がいますが、何れも 日標、情熱を持ち一所懸命、仕事に尽くしています。 そうすることによって不遇に見舞われたりしているが、 運が開けて来ています。

ここで人間は直接会わないとその人のことは分からないし、相手も信用しようとは思わないと

あります当然のことと思いますが、ネットでの出会いなどを危惧します。

P31 下段 7行目

安岡正篤「百朝集」に学ぶ 田口佳史

史書を読むのも、山に登るのも、雪景色を愛でるのも、小閑をすごすのも、花見をたのしむの も何事も忍耐が大事である。 「うまくいかないのは忍耐力がないからだ」と諭されるわけです。

P33 下段 後8行目

どのような場合でも忍耐が、運鈍に通じ何事もスムーズにいくと思います。 自分の経験から もこの通りでした。 今後の忍耐力を強くするための努力をしていきたく思います。

国語力の向上の秘訣は日々の音読と読書にあり 松永暢史 読書によって人間がたかまる。 先生の教えに触れたいというのが願い

である。 先生を探すのが

難しくても、書物を紐解けばいつでもどこでもその道を代表する先生方の教えに触れることが出

来る。 今後も読書を続けていきます。

P39 2段目 後9行目

インタビュー

① 道の駅 (中野和久)

品質、 積重ね、 人材、 信。 が商売繁盛の基本である、「知行合一」 という言葉が好きです。

② 少年野球指導者 (棚原安子)

礼儀正しい人になる、 友情を大切にする、 野球技術を身に着ける、これらをモットーにし ている。 能力の如何に拘わらず野球がすきであること、やるべきことをきちっとさぼらずに やっていく子は成長して尽きます。

③ 写真家(星 賢孝)

やっぱりいくら議論したところで、 実行しなかったらすべて無駄です。 百の会議より一つ の実践。 実践すれば一歩前進することを身を以って知りました。

何をするにも努力することを続けることが、 運鈍根と言えます。

「365人の生き方」 のドラマが教えるもの 対談 中 博 国分秀男 読書は心に摂る食事です。 読書を通じて心の栄養を摂らないと、 心が弱って身体まで弱ってし まうものです。 心が震える話や人生の指針となる言葉は読み手の心を磨きたかめてくれます。

P60 下段 中央部

先達に学ぶことです。 自分の経験からは、 若い時に読んだ、 伝記 小説 ドキュメントに感動 しました。 以後も続け、 運を切り開きたく思います。

「自ら笑う一声、天地驚く」 横田南嶺

神話のも大切な場面で笑いが出てきている。 中国の古典にも笑いが遠く届いたとあります。

諺には、嗤う門には福来るがあります。 笑うことによって、 物事が良い方向に向かいます。 漫

才、落語、 講談などによって笑い、 身体と心の健康を保ちたく思います。

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