宇都宮木鶏クラブ

致知 8月号 特集 【覚悟を決める 】

2022年08月06日

致知 8月号 特集 【覚悟を決める 】

令和4年8月5日 (金) 武石

はじめに

覚悟をもって人生を生きた人たちの特集ということですので、 覚悟への決め手となった出来事に着

目しました。 「発表したい特集23選び、30分~40分で発表」 (五十嵐代表より) ということですので、

以下3つのコンテンツを選びました。

その後、お一人ずつの読後発表です。 会員の皆様からは、「覚悟を決める」について、ご自身の体

を語っていただけると大変ありがたいです。

以下資料について、 「質問」には、ご存知の方ご教示願います。 ☆は、個人解釈です。

2ページ

[巻頭の言葉] 茶道裏千家前家元 千玄室

勧め合う 一のお茶の心が争いのない世をつくる

質問1

待機命令

2ページ1段目① それは、私に二度と戦争の行われない世の中をつくるために生き残った

のだから頑張れ→覚悟

2ページ2段目

② 皆で力を合わせて再建し今日の繁栄を築いた。 日本の平和に対する願望 世界と共有→成果

2ページ3段目③ 人と自然が共存するために、世界が一体化して力を合わせる一次世代へ

感想☆一のお茶の心 心の中に込められた気迫を感じました。 お手前では、順

番を間違えないように、 など目先の動作に気を取られてしまいます。 宗徧流

の呪文「諸仏に供養し」 を心に留めた生活をし、 お稽古で自然な動作に

心が込められるようになることがより重要だと気付きました。

8ページ

特集 覚悟を決める

どうして孫子を学ぼうと思ったのかなと思いました。 質問2 仏教の教え (8ページ1段目) の原点とは何だろうと疑問がわきました。

分かったこと 要約すると「気づき」 が覚悟につながるまでの過程です。

☆信三先生のお言葉 「一心だに決定」 した瞬間をタピオの社長さんのご体 験をもとに、教えて下さりました。

9ページ2段目 ① 強烈なショックと共に「気づいた」

9ページ1段目② 「ここを離れない」 と 「先縁尊重」

「こことは、覚するまでの過程であるともいえると思いました。

60ページ

対談 松尾芭蕉の歩いた道

下掛宝生流ワキ方能楽師 安田登 東洋思想家 境野勝悟

質問1

一体化と憑依の違いは何だろうと思いました。

質問2

能楽と芭蕉との関連が知りたいです。

質問3 無位の真人 「物事をじっくり観察することです」

68ページ4段目

覚悟の人生だった 芭蕉の人生

① 武士という立場を捨てて俳諧師になった覚悟の時 64ページ4段目 ・藤堂良忠の急死 「四民の法外」 への決意

・北村季吟との出会い 伊賀国 (三重県) から江戸へ

② 深川の家を売って 『おくのほそ道』 に歩をすすめ 旅とす」 と決め ・江戸に出て、 人気俳諧師になった芭蕉が、 「これが本当に俺のしたかっ

た覚悟の時

66ページ1段目

「生き方なのか」→職業俳人をやめた理由

安田さん 「よし」という気持ち(☆ ①のときはこちらのほうが強かったの

かもしれません。) と 「何か流れに身を任せる」 (②のときはこちら寄りで

あるのかもしれない。)

68ページ5段目 境野さん・・人間はなかなか覚悟ができない。 なぜかというと、 自分の目標

が完全に成就するかどうかを考え出すと、 いろいろな心配や不安が生まれる んですね。 そういう時、 芭蕉のように人生は一種の夢だと観念すると、うま くいくいかないとあまり考え込まずに覚悟が定まるのではないかと思いま す。 芭蕉も亡くなるとき、 自分の夢なんか実らなくたっていい、 ただ枯れ を駆け巡ればいいという心境だったはずです。 ☆仏和尚 「無価値の価 値を知りなさい」 を体現なさった様子が目に浮かびました。

栃木県と松尾芭蕉

遊行柳別紙参照

|西行 別紙参照

黒羽は、 おくのほそ道の道中で一番長く滞在した場所だそうです。 ☆本誌より道に迷ったエピソードなど、 芭蕉はこれより旅を進めるかも迷っ て (思案して) おられたのかなと想像します。 違っているかもしれませんが。

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