宇都宮木鶏クラブ

宇都宮木鶏クラブ第 364 回令和8年2月6日 (金) 致知 NEW

2026年02月07日

宇都宮木鶏クラブ 令和8年2月号 「致知」 読後感想発表

「致知」 特集 「先達に学ぶ」

「学ぶ」 の意味は“ならって行う“こと。 (広辞苑より)

令和8年2月6日 龍 明

I 特集 先達に学ぶ (P8~9)
【私自身が心掛けたい記事】
1 「人は単に年を取るだけではいけない。 どこまでも成長しなければならない」 平澤興
(P9-下段)
2 「よい本を読めよい本によって己をつくれ 心に美しい日を燃やし 人生は尊かったと
叫ばしめよ」 坂村真民 (P9-下段)

II、 特集 「先達に学ぶ」 感想
I. 明治を創ったリーダーたち 日本蘇りへの道 (P10~P19)
(1)習ったこと
1 明治人の気骨、 及び、 明治の基礎を築いた桂太郎 児玉源太郎 小林寿太郎、 について。
「国家と民の一体感、 進取の気性 (古い考え方を打ち破り、新しい試みに積極的に挑戦す る意気込み)、日本という国は自分たちが作り上げたという強い自負 (P17-1段目)、 武士 道精神」 について。
3 国家興亡の歴史を振り返ってみても、 自国の古典や歴史をある時期を境に学ばなくなった
国家は著しく衰退していった。 (P17-4段目最終行)
4 米国のルーズベルト大統領 (第26代) は新渡戸稲造の著書 「武士道」 を読み感激した。
その結果すっかり日本贔屓となり、 日露戦争の終結にあたっては仲介役を引き受け、 ポー ツマス条約が日本に有利になるよう陰で動いてくれた。 (P16-3-4段目)
(2) 感想
1 司馬遼太郎 「坂の上の雲」 の表題は次のような意味であると考える。
(明治の人は)、 “白い雲” (先進国に追いつき追い越すという目標) に向かって、 “急で苦 しい坂道” (目標を達成するための困難な道のり) “を歩いた (外国を学ぶ等、 官民一致で 勉強・努力した)。
日本の現状を鑑みる時、国としての“白い雲 “つまり目標が見えない。国としての“白い 雲” が最も必要な時代だと感じる。 ただやみくもに本を読めと言っても目的がなければ効 果が薄いと感じた。
2 日露戦争の勝利には日本に大きな運があった。 その運を引き寄せた一つに新渡戸稲造の著
書もあったと感じた。
(3) 私が行なうこと
高齢者は感謝の気持ちを持って過ごすべきだと思う。
(参考)
当時と現在の「人口ピラミッド」 (別図、 「人ロー社会の見えない変化」)
1

ちなみに 75歳以上の高齢者は、2025年は国民の18%だった。 そして2065年には26%に なると予測されている。
2 人生を拓く 東洋古典の名著 (P20-29)
2.1 この鼎談に出てきた古典
〈日本の古典〉 源氏物語、 古今和歌集、 新古今和歌集、 勅撰和歌集、 徒然草、 万葉集、
枕草子、 源氏物語、 古事記、 おくの細道
<東洋古典> 四書五経、 詩経、 史記 (司馬遷)
2.2 習ったこと
(1) 若い世代が、 志+感性をバランスよく身につければ日本は明るいものになる。
志は、 東洋古典とくに 「四書五経」、 感性は 「和歌」 に親しむのが良い。
(2) 若い人に薦めたい東洋古典は 「古事記」 「万葉集」 「おくの細道」。 知ってほしい東洋
思想に 「老子」 や 「荘子」 の老荘思想が挙げられた。
(3) 「温故知心」 の解釈 (P28-2段目)
既存の知識や方法を詰め込んだ鍋をぐつぐつ煮て暖める、あるいは発酵するのを待って いると、そこに突如として新しい視点や方法が現れてくるという意味で、そのような精 神の作業が 「知」 である。
2.3 行なうこと
(1)東洋古典は「論語」 以外に読んだことがないが 「古事記」 には挑戦してみたいと思う。
(2) 「温故知心」を深く考えたことはなかったが、今後はこの考えで行きたいと思う。

  1. 二宮尊徳の記憶を現代の蘇らせるとき (P30~P32)

3.1 習ったこと
(P31-4段目)
(1) 書物の中からではなく、 農作業のような行動の中から真理を見つけていった。 1 (2) 学問を積むのは将来の社会貢献のためにあるという自覚があった。 (P31-4段目)
(3) 無責任な為政者批判などしない。 むしろ豊かな想像力で彼らの立場を慮り、敬意を持ち
ながら世直しをしていった。 (P321段目)
(4) 「一円融合」 ; 対立と考えず、 同じ船で同じ方向に向かっていくという意識の醸成。 「芋
こじ(ミーティング)」はそのための大きな力となった。 (P32-2段目)
3.2 行なうこと
(1) これまで人から 「二宮尊徳」 は何をした人?と質問をされたとき一言で説明できなっ
た。的確に簡単に答えられるよう二宮尊徳を学ぼうとおもう。
(2) 「一円融合」 が実践できるよう努力したい。

  1. 福沢諭吉 独立のすすめ (P34~P36)
    4.1 習ったこと
    (1) 福沢諭吉の 「学問のすすめ」 は 「独立のすすめ」 と解釈する。
    (2) 国民一人ひとりが依存心を捨て、独立の気概を持って初めて国の独立もなる。
    (3) 福沢諭吉に学び読書立国に励む。
    2

(4) 「人生の作り方」
独立には、知恵や技術を蓄えて世界に貢献し、 経済力や軍事力を保つ必要がある。
これは他国に進出することとは全くちがいます。 内面に力を充満させておく。 それ が日本人の目指すべき独立のありかたです。 (P36-3段目)
4.2 感想
「学問のすすめ」は明治5年に発刊されている。 当時の国民の10人に1人が読んだとの 事なので時代背景は良く理解できる。 しかし、日本が独立国である現在、著者がいう
“独立”、 つまり目的を読み取ることができなかった。

  1. 下田歌子 修身の心得 (P38-P41)
    5.1 学んだこと (習ったこと+おこなうこと)
    (1) 日本人としての自覚をもつことが第一義 (P39-1段目)
    日本固有の武士道精神を基礎として、これに倫理学上の知識を加える。 (P39-1段目) (2) 修身の心得として、何をおいても真心ということを心にとめる。 (P40-4段目)
    礼は心の誠からでる。 平素の行動を律すのが礼である (電車の中の不機嫌な人の例な ど)。
    (3) 自分自身の人生に責任を持つこと。 そして1日1日を一所懸命生きることで、個々人
    の未来ひいては日本の未来が開けて行く。 (P41-4段目)
    5.2 習ったこと
    (1) 祖母の教えが下田真理子の生涯を支えた。 (P39-1~3段目)
    *現代は2世代同居が当たり前となり、 三世代同居は非常に少ないようである。 祖父
    母が孫を指導できる環境が薄れ非常に残念なことである。
    いちぞう
  1. 胆大心小 小林一三の生き方 (P42-P44)
    6.1 学んだこと (習ったこと+おこなうこと)
    (1) 社会生活で成功するには、その道でエキスパートになることだ。 ある一つの事につい て、どうしてもその人でなくてはならないという人間になることだ。 (P44-4段目)
    (2) 豊かな生活には、もっと普段の生活の中に文化と接する時間を持つこと。 (“)
  1. 言行一致の人 鈴木菅太郎 (P46~P49)
    7.1 学んだこと (習ったこと+おこなうこと)
    (1) 自身の言葉と行動が常に一致している。 一奉公十則一 (P47-3段目)
    この中で特に私が学びたい点としては次のものがある。
    1良い時も悪い時も自分の態度をかえてはならない (P49-3段目)
    2言行一致を旨とし議論より実践を先とすべし (P47-1段目)
    (2) 総理大臣に就任直後、 交戦国アメリカのルーズベルト大統領 (第32代) が亡くなっ た際には、 哀悼の意を表している。 私も “罪を憎んで人を憎まず” の精神を実践した
    いと感じた。
    3

7.2 感想
鈴木菅太郎が2.26事件で死亡していたら、今の日本は無かったかもしれない。やはり鈴 木貫太郎の生き方が反乱軍指揮者に”とどめ“を刺すことを躊躇させたのだと思う。 これが、太平洋戦争の 「無条件降伏」に繋がり、日本は少なくとも国体は維持すること が出来た。 鈴木貫太郎の生き方が国運を呼び込んだといっても過言ではないと感じた。

  1. 松下幸之助と稲森和夫 二人の “経営の神様 “の共通項 (P50~P59)
    8.1 学んだこと
    (1) 松下幸之助に学ぶ
    1どんな不本意な状況に直面しても、すべての原因は自分にあるという考え方。
    2人生は真剣勝負であり、どんな小さなことにでも生命をかけて真剣にやらねばな
    らない。
    3素直であること。
    (2) 稲森和夫に学ぶ
    1挫折を経験するたびに人の心が分かるようになって、 経営者として、 人間としてど
    んどん成長してゆかれた。
    2朝日は必ず沈むけれど、 自分は経営者として朝日であり続けなければならない。 だ
    から、謙虚にして奢らず、さらに努力する姿勢を生涯貫いた。
    (3) お二人は経営の神様と謳われたが、むしろ生き方の神様である。
  1. 座談会 先知先達の人間学 (P60~P70)
    9.1 学ぶべきこと
    1 「人事を尽くして天命を待つ」 ではいけない。 「人事を尽くしたら天命に従って生きる
    のだ」。(横田南嶺)
    2教会 神社・お寺がだんだん少なくなってきた。 それらに代わって人々が根源になる精
    神性の拠り所とは何だろうと強く感じる。 (鈴木秀子)
    3 「身をもって教うる者には従い、 言を以て教うる者とは争う」 (栗山英樹)
    4 「後世界 (おそ) るべし」 (「論語」 子罕第九-P121)
    若い人は大変な才能を持っていて、 将来どこまで伸びて行くか知れないほどの可能性に 満ちている。 ゆえに、 年長者は若い人に畏敬の念をもって接しなければいけない。 (敷 土文夫)」
    5 「人間は深いところで魂を通して皆繋がっていて、誰しも神様から力を貰って生かされ
    ている。一「聖書」からヨハネの言葉 (要約)-(鈴木秀子)
    【総合的な感想】
    特集 「先達に学ぶ」 の後で 「読解力危うし!」 (P118-P119) を読んで愕然としました。
    “近年、自国の文章が読めない日本人が増えています。 子供は教科書が、 大人は取扱説明書が読 み取れず、 内容を理解する以前に入口でお手上げ” とあります。 特集記事にも“一に「国語」、 二に 「国語」、三、四が無くて五に 「算数」、 後は十以下” という記事がありました (P48-2段 目)。 “本から学ぶ” という事に対し、 私は非常な危機感を感じました。
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