宇都宮木鶏クラブ

宇都宮木鶏クラブだより 通算294号令和7年11月例会の報告 NEW

2025年12月07日

致知読後感想メーン発表者・・ 横塚 高根 会員です。
第361回宇都宮木鶏クラブ令和7年11月号の感想発表例会は宇都宮市豊郷市民活動センター、 参加者11名で行い ました。読後感想発表リーダー進行は、横塚高根会員です。 致知11月号の特集は 『名を成す毎に窮苦の日にあり』 です。
横塚会員は、全ページ読まれて、 後半の夏は必ず報告されている。 致知は、 特集として、一つの学び題を設けるいる方 式が特徴であるが、 後半のはユニークである、 人生における人間社会生活で、やはり気になる話題を連載している小 さな特集なのである。一つ一つが特集なのである。 例に揚げると、 P124. 新倉呼吸法。 “氣” の呼吸で心と体に活 力を息を吐くとき、 口角を軽く横に引き、 歯を噛んで、 歯の内側に空気を当てて 「シーツ」 吐く。 息を吸うとき、 口をすぼめて、 前歯に空気を当てるように「ビューウツ」 と吸う。 大気の中に満ち人間の身体に潜められているエネル ギー、これを自在に操るための訓練、 氣と呼吸法の指導、 重い病気を抱える方々の快復に力を注ぐようになった。 p124から特に p126 には図式化されている。
「名を成す毎に窮苦の日にあり』 世に名を残すよう大業や頂点にある人には、毒に窮苦、毎日毎度であることなのだろ
う。その苦しさがなければ、 その苦しさを越えなければ、 失敗を常に抱え、 そんな上の中から、 特に、個人的スポーツ、 チームの一員であっても、出来上がらない、 為し得ない状況の連続という。そして、たとえ、 完成したとしても、繰り 返し、 連続していく姿こそ、 窮苦、 障壁なのだろう。 人生楽にとはいかないもの、敢てチャレンジ、 砕けてもの覚悟と 決意が、名を残すような偉業を遂げるのだろう。 今月号は、30周年記念講演会を1000名という大チャレンジを小さ なクラブが、成し遂げようとしている。 窮苦の体験と心得て取り組みたいものですが、 一日一日、一人ひとりの積み重 ねと心得ていきましょうか。

「私のお気に入り論語」一章 手塚久雄 会員 「義を見て為さざるは勇無きなり」 為政第二 p22.
人として、行なうべきことが分かっていながらそれをしないのは臆病者勇気がないのである。 即解かる論語章句です。 ここでは、大事なのは、 「義」 の漢字なのです。 羊と我を合わせて、 義ですね。 羊の生態、 人間貢献の姿が漢字に使わ れています。 美しい、 善よい、 羨ましい、 祥など、 義は、 我、 羊の様にありとして、 美しく善き人の生き方を示したも の、ここではこれを見て、 身の振り方を示唆したものですが、 我々に投げかけた義の在り方、 義に生きなければとこれ こそ肝に銘ずるという手塚会員の見事に解説した、 論語の代表的な章句ですね。

「琴線に響くことば」 森 利夫 会員 「自分を知る」 ここでは、自分のなにが弱点、 どんな
本質 (性格、振舞い、 本性など)、 何の使命を持っているのか、 自己を知ることになるが、 見つめることが人間の最 も大切な使命であるとなると、 自己のみでは安易に至ざれないものと言われます。 論語では、 その方法は人に知らさ れるとしています。 それも、 容易いものではない。 自己を知るは大きな課題である。 このことを意識しただけでも、 心、 琴線に響くことばになるならば、 その努力するだろうが。 易しい言葉に見えるこの言葉、 内観やブレイクスルー、 禅修行によるほどの価値があるでしょう。 気付く、自覚。覚悟。ここまで至れるか。 琴線にひびく一語です。

« »

2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031