
宇都宮木鶏クラブ
令和7年11月7日
手塚久雄
木鶏クラブ古典学習
義を見て為さざるは勇なきなり
見義不為、 無勇也。 為政篇 (仮名論語 P22)
人として行うべきことがわかっていながらそれをしないのは臆病者である。
義とは、 正しいこと、 正義。 また人として行わなければならない道を意味しま す。 そうすることが正しいとわかっていながら実行しないのは、 勇気がない人 間だ、 臆病者だと孔子は断じています。 弱い者をいじめる、 組織ぐるみで不正 をごまかす、 女性に迷惑行為をはたらく…そうした行為を目にしながら。、 「や めなさい」 と制止することが出来ない人が増えてしまいました。
義とは 「羊」 と 「我」 を合わせた文字で、 羊は 「美・善」に通じ、 「義」には 「我を美しくする」 という意味があります。
美しい生き方、 勇気ある生き方を目指したいと思います。
感想
これまでの人生において並んだ列に入る者はを注意したことはありますが、 あまり、こうしたことに出会ったことはありません。 私の父は、正義感が強く 理不尽な行為は、だれかれかまわず、注意していました。
今後は、この言葉に思いを馳せて生きたく思います。