宇都宮木鶏クラブ
宇都宮木鶏クラブだより 通算290号 令和7年7月例会の報告
致知読後感想メーン発表者・・ 手塚 久雄 会員です。
第358回 宇都宮木鶏クラブ令和7年7月号の感想発表例会は宇都宮市豊郷市民活動センター、参加者9名で行いまし た。読後感想発表リーダー進行は手塚久雄会員です。 致知 7月号の特集は 『一念の微』 p7. 森信三の学校再建には、
「1. 時を守り、 2.場を清め、 3.礼を正す。 」 人生は微かと思えるこの一念の微を貫く、 積み重ねることによって決ま と。時を守る・・約束の時間を守る。 遅刻、 スピーチ時間、 生活の規則時間。 場を清める。整理整頓生活全てにお 清掃、 しかも清潔に実践する。 礼を正す。・・礼儀、 すべてに敬い感謝の礼. 頭をさげる礼、 言葉に表す。 一念に置きた い微なる行い。 森信三は、 学校という少年時代の育て方の重要性を、 実践実行で押したのですね。
P67 秀吉の一念が日本を守る。 と言い切れるかは秘として、 時のヨーロッパ西欧諸国は、アジア、南米、 日本へ向けて、 植民地化することで、 船舶の技術も発達して大航海時代であった。 黄金の国日本、 常に狙われていた。 秀吉がそれに対抗 しての、朝鮮出兵から明国さえも進出しようとしたことは歴史上の見識である。 それは日本を守る強い一念の国の主の責 務でもあった。 既に死期を迎えた秀吉のかなわぬ一念でもあった。秀吉の天下取り以後の醜聞は見直したいものです。 p67. ~一念の積み重ねこそ経営の真髄なり。 商売は最初からうまくいく場合より直ぐに良くない状況に追い込まれること の方が多い。必死にもがき苦しむ経験も、 幾多の予想しない壁や修羅場を乗り越える経験をして、 初めて其の強さは、一 念の微に添う努力勤勉にあったと思える。 それは人間力にもなり、 考え方、生き方、 正しいと言われる仕方を得る。 手塚会員は、 自分の経験を通して、 どんな一念を持っていたのか改めて振り返り、 努力、 忍耐がここに到達したさせてく れたものと、 読書が自分と取り合わせ、自己の人生を振り返っている、 その一念が全体に展開されている読後感想発表で した。 深く読むとは、常に自分との取り合いがあって、 読書の楽しみ、 己の心を読むなりと言います。
お気に入りの論語一章・仮名論語龍明会員。 仮名論語顔淵 p.170.齊の景公の孔子に政を問
う。 孔子對えて、「君は君たり、臣は臣たり、父は父たり、 子は子たり」景公、善いことだ。 政にはそれらしく導くこ とが善い。 そうでなければ、 粟 (粟あわ) 米があったとしても安んじて之を食する事ができまい。 とはいうが、 景公は このようにはできていなかった。 その子女子息多く後継者定められず、国は奪われた。 人倫乱れ、自らして政を行えな い程の乱れ、自分自身を修められない君子のことを説いた。 この章句は、 政を仁を基に、 弟子たちとの問答であるが、 多くは、 失政者へのメッセージが中心となった。 この章句は、 「克己復礼」 を頭に、 仁こそが、 人倫の本と言いたかっ たのだろうか。 龍会員のこの章句は、 君とは、臣とは、父とは、子とは如何にあるものかを求めるところに着眼しての お気に入り論語の発表でした。
「琴線に響くことは」 駒ヶ嶺智弘 会員 「将らず迎えず応じて勧めず。」荘子。
理想の人物の心のあり方は、 その時、 目の前だけにあるものを映す鏡である。
将らず・・・ 過ぎ去ったことをくよくよしない心。 迎えず・・・これから来る未来のことを思い悩まない心。
・そのときその時に精一杯最善を尽す心。 蔵めず・
蔵めず・・・怨み憎しみの念をしまい置かない心。 自分の関わる活動で、 反省や今後の活動について話し合ったことがある。 ただ過去を振りかえりしてもマイナス言葉し か出てこない。 役割を持って今はやるしかないと、 動いていたら、 自然に気持ちが前向きになるのを感じた。 自分と 向き合う姿勢を大切と感じた。 真理は現実の只中にあり。 現実は今しかない。しかるに、 世は今しか先はない。
応じ
« 言って聞かせて、してみせて、させてみて、 共にやり、 誉めて やらねば、人は育ちぬ。 致知 8月号 R7年 「日用心法」読後感想発表 »
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