宇都宮木鶏クラブ
将(おく)らず迎えず応じて蔵(おさ)めず
荘子
理想の人物の心のあり方は、その時、目の前にあるものだけを映す鏡
意味
「将らず」というのは、過ぎ去ったことにくよくよしない心。
「迎えず」というのは、これから来る未来のことを思い悩まない心。
「応じて」というのは、そのとき、そのときに精いっぱい、最善を尽くす心。
「蔵めず」というのは、恨みや憎しみの念をしまい置かない心。
【言葉からの学び】
自分がかかわっている活動で、反省会や今後の事について話し合う機会がありました。
ただ過去を振り返っても、今後の事を考えても、マイナスの言葉しか出てこない。
そんな時に「役割があるんだから今はそれをやるしかないよ」
と言われて、手を動かしていたら、自然に気持ちが前向きになるのを感じました。
「誰が」ではなく「自分と向き合う」姿勢が大切だと思いました。