宇都宮木鶏クラブ
論語一章
令和7年7月4日 龍明
「君君たり、臣臣たり、 父父たり、子子たり」 (顔淵第十二 P170)
【高野大造氏解説 [親御さんへ〕 より】
(中略)
子供に云えるような立派な人間ではないから・・・、 などと自己卑下する必要はない。 自分が大したもので ないからこそ、子供には立派になってもらいたいではないですか! これには奥さんの協力が欠かせません。 「パパのような立派な人間になりなさい! 本分を全うしなさい!!」と毎日毎日云い続ければ、 子供のみな らずグウタラ亭主もそうそうバカはやっていられなくなります。 子供が 「ボクも本分を全うして、パパのよ
うな立派な人間になるんだ!!」 と父親の前で云うようになったらしめたもの。
女房のみならず子供からもこう云われたら、どんなバカ亭主だって少しはまともになりますよ、立派とまで は行かなくとも。 「パパみたいになったらいけません!」 などと本当の事を云うから、男はやる気をなくし
てしまうんだね。 本当のことを云って亭主も子供もダメにした方が良いか? 嘘をついてでも亭主も子供も
立派にした方が良いか? となれば、 答えは決まっているでしょう。
現代日本に求められる理想の人間像は、信長でも秀吉でも家康でもなくて、 山内一豊の妻 「千代」 なのでは ないでしょうか。 男がやる気を起こすのもやる気をなくすのも、本当のところは女次第なんですね、 釈迦や
孔子やイエスのような大聖人は別として、 我々凡人は。
(後略)
*子女名優(子は親の心を実演する名優である); 社団法人 倫理研究所 「倫理の17カ条」 より
子は親の顔形から立ち居ふるまい、 クセにいたるまでよく似ていますが、それだけでなく、 親の心や行為を
そのまま映し出し、 身代わりに実演しているのです。 子供が悪くて困るというとき、 子供を責めずに、 原因
は親にあると自覚し、 親自身が改めるとき、 子供は自然に変わっていくのです。
【父が父としての務めが果たせない場合】
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