宇都宮木鶏クラブ
2025年6月度・ 『致知』 木鶏クラブ
私の琴線に響く (触れる) 言葉
論語より述而 第七/166 (P87~P89)
琴線に響く言葉 No3
『憤りを発して食を忘れ、楽みて以て憂いを忘れ、老の将に至らんとするを知らざるのみ。』
【解釈】
知的好奇心はますます盛んになる一方だ。 真理の探究に情熱を傾けるあまり、寝食を忘れ、 悩みも心配も忘れている。 楽しくて、 自分が年老いていくことすら忘れるくらいである。
それが私という人間だ。
「気づいたら老いて死を迎えた」
これはいわば「言葉で描いた孔子の自画像」。 弟子の子路が葉という地方の長官から
「孔子先生はどういうお方ですか」と尋ねられて答えなかった。 それを知った孔子が、 「どうしてお 前は私がこういう人間だと答えなかったのだ」と語った言葉である。
年齢を重ねるにつれて、 好奇心が薄れていけばいくほど、 老後の生活や暮らしに対する不安 が膨らんでくるものだ。 それでは愉快な人生が送れない。 知的好奇心のままに、 心が沸き立つ ような刺激を求め、 それを夢中に取り組む。 そんな少年の心を持ち続けていたい。 そうすれば 「気づいたら老いた死を迎えた」というような、この上のない最期を迎えられるだろう。
世の中には「生涯現役」を通す人はたくさんいる。 たとえば 「いままでの作品で一番良かったの は?」と聞かれて「次の作品だよ」 と答えたチャップリンのように。 心に前向きのエネルギーが満 ちている限り、 人は余計なことに煩されることなく、 愉快な人生が送れるのである。
名言から気になった私の思い・アンパンマン 漫画家やなせたかしの参考の名言!
恥をかいても、とにかくやれば何か得るモノがある、 人生は目標がしっかりあった方良い、 お金持ちになったりしなくても生きてる間が、 おもしろくて、 楽しければそれで充分。
・老いを美学にする生き方は、 老いる事が無駄にならない!
老いの経験は生きた証。 その年輪が物語る!
以上
2025年6月6日 発表者 森利夫
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