宇都宮木鶏クラブ

宇都宮木鶏クラブだより 通算285号 令和7年1月例会の報告 NEW

2025年02月04日

宇都宮木鶏クラブだより 通算285号 令和7年1月例会の報告

致知読後感想メーン発表者・・ 横塚高根会員です
第352回宇都宮木鶏クラブ令和7年1月号の感想発表例会は宇都宮市豊郷市民活動センター、参加者11名で行いまし た。読後感想発表リーダー進行は横塚高根会員です。 致知 1月特集は、 「万事修養」 です。
巻頭の言葉、 「新年迎えるに思うこと。 後藤俊彦高千穂神社宮司。 農は国の基本。 稲作の起源は神話の時代までさかのぼ る。稲の栽培を各地に広げ、 指導しつつ建国の偉業を成し遂げた神武天皇。 農耕生活は開墾や自然災害との闘い、自ずか ら共同体が形成し、その中心となったのが神社である。 組織の中における道徳や規律、忠誠心などが昇華し、 現実はどん なに暗く絶望的に見えたとしても、私どもは、 将来に自信と希望を失ってはならない。天の岩戸が開き絶望の中に光を見 たときがあったように新しい年へと踏み出したいものである。
p7 特集・万事修養、 稲盛和夫の困難からの人生。 困難は愛の変形、 困難と闘って輝かしい勝利、ひとつ一つの修養こそが 大事。 辛酸をなめることが魂を磨く。 厳しい時にこそ、人生を真っ直ぐ生きる事が大事だ。 人生のあらゆることを自分の 修養の糧にしていくこと、 そのこころがけで人生に臨みたい。
横塚会員の読書は、 誠に隅々から全ページに至るまで読まれている。一言一行に意味を持つ言葉を各頁からピックアップ して、意味付けされている。 それを書き記すのであるからこれほど、読書である。 読書三到という語が言われるのは、 心、眼、 口が熟読に功を奏す。 心は琴線に、 眼は文字の解読に、口は素読により効果、 声を出して読むということ、そし て、 それに加えて、書き写すとういう行いこそ、 実践するに取り掛かりやすいものになる。 実践躬行とはこのことを言 う。一冊の雑書を一月の内に読み切ることは、 雑書が故に大切な実践なのといえるのではないでしょうか。 感服です。

お気に入りの論語一章・仮名論語・小森俊宜会員
・仮名論語・小森俊宜会員・・・・・仮名論語を素読され、その意味を述べた。 衛霊公p 237. 子貢問うて曰く、一言にして身を終わるまで之を行うべき者有りや。 子曰わく、其れ恕か。 己の欲せざる所、
人に施すこと勿れ。 恕・・・ゆるす。 ゆるすことの意、 思いやるとは、 同情、哀れみ、手助け、 過ち、 罪を赦す。 先ずは、 自分がされると嫌なこと、してほしくないこと。 これが一番の意味。 現代人にそのまま伝わる優しい章句でした。

「琴線に響くことば」
道元禅師。正法眼蔵 を汚すこと切れ」
両辺とは便器の両側。 一人で使うだろうトイレ 便器、 誰も見えないところでのトイレで行う自分の行、清掃する。 大事 な修行の場、 道場です。 身も心も洗い清める洗浄ということ。

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