宇都宮木鶏クラブ
致知読後感想 メーン発表者・・沼尾トミヱ会員。
第348回宇都宮木鶏クラブ令和6年9月号の感想発表例会は宇都宮豊郷市民活動センターで、参加者14名で行いまし た。読後感想発表リーダー・進行は沼尾トミア会員です。 9月号の特集「貫くものを」。 沼尾トミア会員は、IPS 細胞を 活用したがん治療で夢の医療を実現する京都大学金子新教授の貫くものを。 高田社長の話に、 「一所懸命に取り組んで、 うまくいかなかったら、 それは失敗ではない。」 継続する、やり続ける、諦めない。 人の命を救うとか世の人の為に生き るとか、言うミッションがあって、之は永遠に変わらないと思う。 私の貫くものなんです。 老後の初心忘れずがいう、 老後までも人は人の為に生きてこそ人という。 どれだけの人を一生のなかで幸せにできるか。 私の一番大事なこの研究 を貫くものではないかと両眼を輝かしく開いて語る金子新教授の思いが熱となって伝わってきました。
上のやま温泉大女将。 「与えられた運命を生かす。」活かし続ける。愚痴や文句や批判を言わず、辛い時も苦しい時もそ の境遇を受け容れて、逃げないで、一所懸命やり続けていけば、必ず助けてくださる人との出会いに恵まれ、よりよい 方向へ、 発展している。 与えられた運命を生かす。 苦難、 艱難な障害を繰り返しながら乗り越える生き方を貫いてきた。 2050年の日本を考える、世界に底力を示すために日本が貫くべきもの。 田口佳史東洋思想研究家と數土文夫氏との対談。 P74. 日本がかつてのような独立自尊の精神を取り戻すことが、 何と言っても重要大事である。 日本の精神形成の知的資 源である「儒・仏・道・禅・神道」 の思想哲学を融合している日本精神こそ、 貫く最も大切なものではないだろうか。 規範形成教育を取り戻す、 国家づくりビジョン、それは幼年教育からである。 學校よりも家庭教育にあることも、この 道筋をつける、貫らぬいていくのは我々大人の役割ですね。 それに伴う行動ですね。 先人の二宮尊徳、 渋沢栄一、 松下 幸之助、 豊田佐吉、 稲盛和夫氏らを師の生き様、 自ら行い、 気付き発見する学び方がありますね。 沼尾トミヱさんは、 30年のキャリやある致知読者、さすがに深読みしてますね。 そのような行いを幾つもしているその姿、 背中が伺えます。
お気に入りの論語一章
「駒ヶ嶺智弘会員」 仮名論語・衛霊公p 239. 「子曰わく、 人能く道を弘む。 道、人を
弘むるにあらず。」 道徳的なことを弘めるのは人であるが、 道徳があっても勝手に弘がって、よくなることではない。 道は、人の為すにあるという。 巳を以て人は世を良くするものであるから、道があってもあるからでは世は善くならな いし、人もよくならない。道を広義に捉えると社会、 世の中は、道を示しているが、 それを生かすのは人しかない。 それは、道は人それぞれの心にあるからだ。 その人のこころが動かなければ、 道は、無きに等し、 道は人が弘める。
琴線に触れた言葉・・
森 利夫会員。 「美しい心を持ち、夢を抱き、懸命に誰よりも努力する人に、神は「知恵の蔵」か
ら一筋の光明を授けてくれる。」 知恵の蔵=真理の蔵。 稲盛和夫氏の言である。 稲盛翁の一言は、 「努力」である。 唯やり続け るだけでなく、それは目的と目標、 そしてそれは人に役だ立つものである。 貫くものがあるからこそ、努力しがい有り。
「私のお気に入り論語、琴線に響くことは」 何故、自分はこの論語章句を、琴線に響く言葉を選んだかを
先かまとめに言う。自分とこの論語、琴線に響いたことは、「私が取り上げたわけはです。
今月号の中から「教育勅語jp33 明治天皇の五箇条のご誓文とともに残されている。 明治時代の世に通じ、
昭和にあって、戦後この世から消えた。 内容の前半は正に道徳心そのものであり、その大切さを国民に知らせていたもの 今に 通じる。 日本人の人格そのものは、変わることのないものであることから、貴重な史実物である。