宇都宮木鶏クラブ
積小為大 (積小為大)
二宮尊徳の有名な言葉 積小為大(積小為大)
6月号到知 P120~121 人生百年時代 最終回
小さな習慣をコツコツと続けていくとが大き良い仕事につなが ることから、 日々の正しい努めを真面目に行うことの大切さを 示唆しています。
こうした尊徳の教えを戦前の学校では教育勅語と共に道徳教育 の基本としていました。 今も報徳思想を建学の精神に捉えてい る全国2つの高校の一つが、 大谷翔平の母校である花巻東高校 です。
尊徳は、 少年期の捨苗栽培により 「積小為大」 に目覚めました。 そして、 報徳仕法とは、 この 「積小為大」 を 「仕組み化」 したもの で、 「永遠の真理」とも言われています。
豊田佐吉の父伊吉は静岡県の報徳運動の中心人物の影響を受 け、 地元に報徳社を創立したほど熱心な信奉者でした。
自動車 開発に取り組んだ豊田佐吉の息子喜一郎も出身地の報徳社社長 を長く務めていました。 豊田佐吉は 「豊田式木製人力織機」 を 完成させ、翌年には特許も取りました。
その後も飽く無き研究 開発に努め、 生涯を通じ119件の特許を得た。
豊田は策略や駆 け引きを嫌い、ただ真面目に情熱と誠を持って所信を貫き、 至 誠と実行の精神で人々と接したので内外の多くの人々が彼に信 頼を寄せました。
豊田の精神は現在でもトヨタ自動車におい て様々なかたちで受け継がれています。
「自動化ではなく自働 化」「改善し続ける」 「ムリ。ムラ、ムダを無くす」 豊田佐吉 という偉大な発明家・経営者は尊徳思想によって支えられてい ました。
« 曾子曰わく、君子は文を以て友を会し、友を以て仁を輔く。 子曰く、異端を攻むるは、 斯れ害なるのみ。子曰、 攻乎異端、斯害也巳。 (為政第二の十六) »
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