宇都宮木鶏クラブ

宇都宮木鶏クラブだより  令和6年5月例会の報告(通算277号)

2024年06月08日

致知読後感想

メーン発表者・大沢索 宝
第344回宇都宮木鶏クラブ令和6年5月号の感想発表例会は、宇都宮豊郷市民活動センターで、 参加者10名で行い ました。 読後感想発表リーダー・進行は大沢栄会員です。 5月号の特集は 「倦まず弛まず」。 大沢会員は、道場六三 郎氏の 「今も料理が恋人、 この道に終わりなし」 倦まずまずの人生を93歳迎えて語るを捉えました。 両親が説いて くれた人生訓を反芻(はんすう)して育ちましたという。(反芻~二度三度繰り返して思い、考えること。) 両親は常日頃から、 人としての生き方を説いた。 「神仏は視てござる。 見ていないところで手を抜く、陰日向があってはならぬ。 どんな時 でも一所懸命やならきゃ」 倦まず弛まず行う、 「料理は想いやり」 とする社会貢献が旭日小綬章を受賞されたのでしょ う。 その矍鑠 (かくしゃく・・(年老いても元気溌剌たる) その原点は両親の教え、 心がけと常の創意工夫の実践 (試す)、 逆境の乗り越え方、 後からくるものに伝えようとする想い。 倦まず弛まず、 それは、 修行時代の心がけから始まる、 二倍三倍働き、 人が三年かかることを一年で覚える、 修業とは我を削ること、 環境は心の反映、 自分の心の在り方が 目の前の環境をつくる。 お客さのことを思って料理すれば必ずまた来てくれる。 惚れて通えば千里も一里。 ビルの9 階に開店した時のこの思いを貫いてやり続けてきた。 倦まず弛まず、 流水に濁らず、忙人老いず。 料理は想いやり。 我未だ木鶏たり得ず。 倦まず弛まず、 今もそうであるが、 実は、若いころ、 始めるころ、 その時の倦まず弛まずが 今にして、 そのとおりの初めからの長~い実践者だったのですね。
この道場六三郎氏の生き方、 発表者の大沢会員の自らの生き方にも、 重なる思いを感じておられたのでしょうか。

お気に入りの論語一章

「駒ヶ嶺智広会員」 仮名論語・顔淵 p179. 「曾子曰く、 君子は文を以て友を会し、友を
以て仁を輔く。」 この論語章句の選句は、 駒ヶ嶺会員の 「致知読書会」木鶏にいうような人格者を目指す学び実践の会。 木鶏クラブのことを言っていると感じる。 文・・詩書禮樂を言うが、 読書 (難度の高い、高い目標の)、 友と相会し、 交わり、 同朋 友を以て仁を輔く。 友とともに、 仁者の道を歩む。 駒ヶ嶺智広会員の成長ぶりが伺えます。 追い越される日近し

琴線に触れる言葉・・

鈴木良男会員。 「生まれたての言葉をそのまま話す」・・自分の思いついた言葉を話すことによって、 潜在的な自己を開放して気付いていない自分自身に、 新たな自分に出会うことになる。まとまりなくても、 専門的に違って いても、周りの人は比較せず頷いて聞き役になるだけ。思う付くままの、 生まれたての思いを話す。 自分発見かな。
素直、 純情、 受容、 自然。 自己鍛錬に、 自分表現にここから始まる。この仕法、幼児・児童の頃の発達心理形成にいいらしい。

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