宇都宮木鶏クラブ

読後感想発表 宇都宮木鶏クラブだより  令和6年5月例会の報告(通算277号)

2024年06月08日

宇都宮木鶏クラブ・6月度

例会 2024年6月7日 (金) 18:30より実施

読後感想者 森

致知.P10.11

【特集】
『希望は失望に終わらず』
の間人1
個人1
・「致知」の歴史は、 人との出逢いの歴史である。
私もそう思います。 そして出逢いが人間を動かし、 人間を変える力があります。
私は、『致知』の購読者として毎月の掲載者との出逢いを楽しみにしています。
・『新約聖書』の中にこういう言葉がある。
患難は忍耐を生み、 忍耐は練達を生み、 練達は希望を生む。 そして希望は失望に終わる
ことはない。
・『人生は思わぬ展開をするものですね。 自分の思い通りに動くものではない。けれど、神の
み御手にゆだねて一歩一歩進めば、いつの間にか絶望が希望に変わっている、ということが
ある』
・キーパーソン病が進行する中でも、 三浦さんは希望を持ち、 人生に対し微笑んでおられた
つらぬ ように私たちも希望をもって人生を貫きたい。
P11の2段目の最後の行に
・カール・バルトの言葉に
「どんな暗い時代も希望を持とう。 どんな時でも意気消沈してはならない」という事で、、、

⇒今月の6月号の特集 「希望は失望に終わらず」の名言は、
希望を失望に終わらせない! 生き方が重要である!!と強く実感しました。

致知.P4.5

【巻頭の言葉】 (巻頭とは、 物事の始め)

『人間の是非のものさしを棄て、天の心、神の心で生きる』宮雅宅

森 香味麵
愛知専門尼僧堂堂頭 青山しゅんどう

・「人間世界の是非善悪は、いいかげんなもの」
【業村】
致知.P5
まつかげ くら
つき ひかり
・「松影の暗きは月の光なり」の言葉より
自分の中の、 自分でも気づかない愚かさを、道をはずれた言動を、 それと気づかせてくれる
のは、私を照らしてくださる仏の光が明るい証拠である。 との内容は、、、
⇒聖徳太子の仏教への学びの深さを改めて痛感しました。
致知.P12~20
【対談】
希望は失望に終わらず
この章は以上です
鈴木秀子×佐治晴夫

・大きな希望ではなく、小さな希望をバーチ
・人生はいま、この時を生きていく事
・戦争体験と、人生を変えた出会い
・幸運の女神は,準備された心降り立つ
・宇宙は、 一粒の光から生まれた
・全ての宗教に共通するもの
致知.P18
・あなたのこれからが、 あなたのこれまでを決める

⇒ 「いまさら」の“さ ” を “か”に替えて 「いまから」という、思い立った時が最良の時間とする事は
これから人生を希望へと変える事だと思いました。
・試練の意味は後になって分かる
・小さな思いと行動が世の中を変える

致知.P22~29
【インタビュー】
人生のハンドルを握り扉を開けるのは自分だけ

ルーマニ
本山
⇒ 「人こそ宝」であるという創業精神! が企業風土つながることに納得しました。
中島伸子 井村屋グループ会長 CEO

・ミッションは「おいしい! の笑顔をつくる」
・いかに社員を育て、チームの心を一つにするか
・「特色経営」 と 「不易流行」 の追求
・「あずきバー」 が年間三億本売れる秘訣
・二十歳の直前に、 運命を大きく変えた事故
・「自分だけの”プラス1”」 父の手紙を心の支えに
・「目を覚まされた三時間の説教」
・仕事の師・浅田剛夫タケオから
・受けてきた薫陶クントウ:(優れた人格)
・アルバイトから経営者へその源泉にあるもの

致知.P29
・今期経営メッセージと大切にしている二つの信条
→自分の人生のハンドルは自分しか握れない。
→目の前に大きな壁が立ち塞がる時は壁に扉の絵を描く。 扉の鍵は自分が持っている。 心の 中から鍵を引っ張り出して、 扉を開けていく。 その力強さがあればどんな困難にも立ち向か うことができる。
⇒自分の人生は自分自身で決める! と受け止めました。
致知.P29 の最後の段のメッセージに・・・
→学べば学ぶほど根を深く張る事ができしる。 人生はどんな壁でも超えられる力を人間は
持っている。
生きること自体が素晴らしい。 ですから自信と誇りを持って、希望を抱いて生き抜いて いくことが大事だと思います。
⇒以上より、 心に残る熱い言葉で、 自分自身の志と生き方の大切さを学びました。

致知 P30~33

ラーゲリからの遺書
強制収容所
山本幡男の生涯が教えるもの

中山本幡男を顕彰する会、岡田昌平
・「ダモイ(帰国)の日は必ず来る」
・偉大なる凡人の生涯
・博学多才さの原点、 向学心に燃えた青年期
・生きて帰るという希望を捨てたら死んでしまう
・過酷なラーゲリで灯し続けた希望の光
・一晩で書き上げた十五の遺書

致知. P33

⇒過酷なラーゲリ (強制収容所)に抑留されながら、 勉強会や俳句の会を主宰し続け、 不屈の
精神を似て人間らしく生きることに徹した山本旗男の生きざまは、
日本民族として生まれてきた誇りと日本民族が世界文化再建に寄与できる唯一の民族で あると信じて、 命懸けの仕事をした! ことに感動しました。

⇒旗男の希望も見えない劣悪な環境下で、 収容所の病室での45年の生涯が終わりましたが、
・「最後に勝つものは道義であり、 誠であり、 まごころである」と遺書につづった。
そして、旗男の死から実に33年後に一言一句漏らす事なく家族の元に、最後の遺書が 届けられました。
・その旗男がその身をささげて説いた人道は、 「希望を失望に終わらせない」 要諦を示した
「全文暗記の遺書」の顕彰への学びは、 私(森) の心に強く刻まれた内容でした。

P34~37
セイコー創業者
服部金太郎の生き方に学ぶ

楡 周平 作家

・試練をチャンスに変えた服部金太郎
・貯めた給金を返し店主の恩に報いる
・チャンスは準備した人のみが掴める
・震災で見せた従業員との深い絆

致知.P37 の4段目
・出来事には意味があると信じて歩み続ける劇に出

⇒人生のどこにゴールを求めるかが大切です。「志 が大きいほど、災難も大きのです」
ワザワイには何か意味がある。 ついていない時こそポジテブ (前向き)に考える! 希望を抱いて歩き続ける事です。 一見、 無駄に思える経験も、長い目で見れば決して無駄に ならないと思いました。

致知. P38~42
【インタビュー】
理想に向かって歩む自分を喜べ
かくして”奇跡の牛乳” は生まれた
・山地の自然力を生かし切る
・人生を方向づけた恩師の切願
・身一つで山林を切り拓く

田野畑山地酪農牛乳.会長 吉塚公雄
・本物を目指す道は遠く
・一家離散か成功か一世一代の賭け
・大切なのは理想に向かう自分である事
・子々孫々への最大遺物

致知. P44~48
【インタビュー】
開かれた対話から希望は生まれる

精神科医. 森川すいめい

・六百二十八日の闘いを経て、 病院を全面再開
・ああ、また仕事が、 できるんだなぁ..
・胸に響いた母親の愛情
・復旧の支えになった社内木鶏会
・リーダーの心の持ちようは、職員にも伝染する
・希望も失望も自分の心次第

⇒災害復興に関する、 私の感想です。

資料 No7
人生における被災・大病・ 苦難の体験をした、 希望や志や目標を持った方は、立ち直そうと する粘りや精神力が強いと思いました。
災難から立ち直ろうとする 「希望も失望も自分次第」で前へ突き進む事が出来るのだと勇気 をもらいました。

致知.P64~73

【対談】、
鈴木徹:SMBC日興証券パラ陸上選手×臼井二美男 義肢装具士
挑戦する心が、 無限の可能性をひらく
・四十年、 仕事への姿勢が、 全く変わらない
・まだまだ自分を表現していきたい
・見えない力に導かれ、 義肢装具士の世界へ
・十年の修業でようやく一人前
・競技用義足の新たな世界を切り開く
・片足を失っても希望は失わない
・運命の出逢いから義足アスリートへ
・二人三脚で、パラリンピックを目指す
・「鈴木さん」から「鈴木選手」 へ
・世界の舞台で活躍し続ける秘訣
・頼まれた仕事は絶対に断らない
・希望を失わなければ、 出逢いは必ず用意される

2024年6月7日 宇都宮木鶏クラブ

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