宇都宮木鶏クラブ
致知読後感想メーン発表者 手塚 久雄 会員です。 メーン発表者
第336回宇都宮木鶏クラブ令和5年9月号の感想発表例会は、 宇都宮豐郷市民活動センター参加者 9名で行いま
した。 読後感想発表進行リーダーは手塚久雄会員です。 特集は 「時代を拓く」 手塚久雄会員は、 時代を拓くことは自 分を拓くとすることから、 自分の運命を拓くと捉えた。 拓くとは石を手で打つという漢字、 石は容易に割れるもので はないが、それをなお挑戦する、 拓くとは無い物を求めることでもある。 五十年先の日本に未来はあるか。 日本は世界に誇るものは数千年間にわたって育んできた類い稀な文化があります。
これに気付き、世界に発信することが日本の未来を拓いていく上重要なことです。 日本は文化的な宝がたくさんある けれどその価値を日本人自身が意識していないという点が非常に損をしている。 脚下照顧という言葉の通り、足下に ある自分たちが当たり前だと思っているものの価値にもう一度気付き、 世界に発信することが日本の未来を拓いてい く上で重要です。 武士道の本意にあった日本人精神 (仁儀礼孝) を世界に拓いた。 これからの日本復活は、独立自尊の気概、 名誉心、 廉恥心 仁徳です。 情報社会ならこそ繋げていける。 世界は違う
と考える考えかたを明治以降日本が失ってきた精神を養い取り戻す、 日本人と若いリーダーが育ってほしい。
批判批評ばかり、 小さきのみ取り上げている憲法とか人権だとか平等とか、 結局は少子化に堕ちこんでしまった。
大学生に衝撃と感動を与えたカントの道徳。 カント自身の性を高めるための修養法 ① 徳性を高め、 善を行って生
きることを決意し、実践を始めること。 ②自分の判断の動機を振り返る習慣をつけること。 ③ 新たな行動方針を立て ること事を自分の習慣とすること。 そして④議論を交わすことが時代を拓く第一歩と思う。 時代を拓くときすでに流れている時流を読むこと。 方向を示すこと、 見逃しては其の流れに乗れないどころか、 時流に押し流されてしまう。 手塚久雄久雄会員の常にひたむきな捉え方にはいつも、読みの浅かった箇所を指摘され るくれる手塚会員には感銘を受けています。
お気に入りの論語一章発表
「大沢 栄会員」 曾子曰く、 我れ日に吾が身を三省す。人の爲に謀りて 忠ならざるか、 朋友と交わりて信ならざるか、習わざるを傳えるか。 学而.p2
注目する語は、三省。 反省することがあるかというと章であるが、 章は省く、 除く、 捨てる、消す、節約、分配という意味、 人ために忠か、友とは信か、習わざるとは、自己自身の能力、勤めて向上することにせよと、これを毎日振り返り、即振 返り、 自分を省しているか。 国の省庁は之にならい明治2年各八省庁が誕生、 中国は唐代に中央官庁。 今の各省庁は、 省くどころか拡大して国家予算114兆円。膨らましてるこの負担は国民へのツケに回される。 よ三省あるか。
琴線に響く触れる言葉
横塚 高根 会員。 孔子における天と人道
板野長八 「中国古代における人間間の展開」 紀元前500 年頃の時代に人道を唱えた孔子は天道をどうとらえたか。 研究された板野 長八教授の孔子像を捉えたもののようですが、孔子儒教の天のいわゆる天道をどう捉えたのか、興味ある発表を頂きました。 尊徳は夜話の中で、 天道と人道は比較するものでないが、農業を通して人の豊かさを求めた金次郎は、天の与えたことは人の力を 以て創造することをしなければ、救われない。 実践とは、 吾が身を守る唯一の道。先人の知恵は実践によりそのとおりとなる。 「二宮翁夜話」は実践を通して知る人間の天が与えてくれたこの恵みを、 生かさなければならないとする生き方をして証明した 尊徳翁は、実践の師ととして尊敬、仰ぐ存在であります。 横塚会員の琴線に響く琴線に触れる言葉の推薦に感謝します。
当月号からの琴線に響いた言葉・・・・31.上段囲いの中。 「どう次の時代を切り開いていくか、そのヒントは先人たちが
多数残している。 歴史は、その勇気を得るために学ぶ。」時代背景は違うがその時代を切り開いた功績の歴史の本質を学び、 未来は何を めるか、イノベーターが創出されると信じ得る。
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