宇都宮木鶏クラブ
宇都宮木鶏クラブだより 通算257号
令和4年9月例会の報告
致知読後感想メーン発表者沼尾トミア会員です。
第324回宇都宮木クラブ令和4年9月号の感想発表例会は、宇都宮市民活動センターで行いました。参加者 11名、読後感想発表進行リーダーは沼尾トミア会員です。 特集は「実行するは我にあり」沼尾会員は、第一に丸山 と森信三 二人の共通する実行の根幹を捉えました。 丸山敏雄は気が付いたら、直ちに行う、行動に移す。 即行 である。 三はまず始め、骨を立てる。 立腰。 この二つ、精神の統一力、集中力、力が強化され、実行によ るその気付きの成果が表れる。 これはその気になれば、誰にでもできる実践という。
丸山敏、実践に大切な開眼として、 「全一体の原理」 見えない次元で現象世界は全て一つに結ばれている。 すべて
が一つであり、一つの中にすべてがある。 森信三は、 「全一学」この宇宙には、唯一のいのち (生命、その根源) が遍く満ちていて、それと同じのが自分の中にも宿っている。 その生き方を通して、証明するのが全学である。 双方とも、 宇宙の命と個々のいのち (人間、生物、現象、自然)を一つと捉えることが東洋思想の根幹であるように 思える。実行するは我にありで、 森信三氏は立楼の重要性、呼ばれたら即返事をする。 椅子を入れる。 履物を揃える。 丸山は、即行の具体性、、 返事をする。 起き (早起きではない) をすることが自分を変える実践になる。 あと末は行った後の始末、あと始末の即行。 あと始末の実践は成就のちかみちである。 愛するところに人生の希望は生まれる。 子供たち (成年になって) の就労支援をしてきた、 野口石油会長は出会い から、会長の実行は始まっていた、 その子供たちの生きる道へ導く、 出会いから始まるという野口会長の行い。
全体 全学が言うのはこの実行の事なんだと感じる。 実行は我にある、 我はその実行を行うに、 目標を立て
何のために実行するかが明確である。 やり遂げる、繰り返してやる。 諦めない、 その熱意と決意が実行のでした。
会員は、感想発表のまとめを孫にパソコンで書いてもらったと冒頭で発表されました。 沼会員が読んだ感想文
をパソコンに打ち直してくれたお孫さん、 もしかしたら、この大人の文章を一文字一文字打ち込むことで、 中学生と
も、其のパソコンでの文字変換は苦労されたことと思うがともにこの感想文から、孫さんもまた学んだことになっ
たのではないかと思えてうれしい感じがします。 「全一体の原理」 「全一学」 どう思ったかな。
お気に入りの論語一章発表・・・篠崎弘毅 会員 「子曰わく、 君子に三有り……………. 李氏第十六 若かりし頃、想念の頃、 老年の頃を、孔子は、その年代の戒めを言っているが、 篠崎会員は、血気衰え、貪欲あれば気を付け
なければとの戒めを自分に置き換えて、自覚してないと自戒したということ。孔子は、歳がいよいよ徳となって自制できる。
線に響く触れる言葉・・手塚久雄・会員 「愛は負けても切は勝つ」
親がいくら愛を子供にかけても、交通事故などに遭い、愛だけではない。事故を起こさないよう 切心を働かせること、狭い道路の譲り合い、席を譲る、信号のない手を挙げてなど、愛する
ことなのですね。 今月号からの琴線に触れた言葉・・・大沢栄会員・・あり、
「あり」p122 五の名言に学んで、 必ず子に至るまでの車が続く、不動の行いを
は、子孫に至るまでに災禍が続くものだ。小さな人に悪いことをする。 老子に、「天下の事より作る」
次回第325回令和4年10月7日 (第1(金) 宇都宮東 市民活動センターです。
感想メーン発表・小森会員・・ *お気に入り論語会員 線に響く言葉・駒ヶ嶺智弘会 ・当月号からの琴線に触れた言葉当日申し出
第践する会 10 16 (日)13~宇都宮市民センタ
コロナウイルス感染 まりありません。はなく、収束まで暫らく、数年はかると言われ
ています。 感染陰性後の後遺症に見舞われております。 ウイズコロナ、自己防共に生きるです。・・・・・
「人の身体と宇宙自然」 の法則が合致する。
身体も心も自然の法則から外れなければ健やかに保ち、
自然の法則に従う生命が与えられている。 天に生かされている。 合致する法則・・・ 人の頭が丸いのは空に似て、
足が四角いのは地に似たのだ。
天に四季があるように、 人に四肢があり。
天に五行があるように、 人には五臓がある。
天に六極があるように、 人には六腑がある。
天に八方から吹く風があるように、 人には八節がある。
天には九星があるように、 人には九穴がある。
天に十二支があるように、 人の体には十二経脈がある。
天に二十四節気があるように、 人には二十四愈がある。
天に三百六十五度があるように、
人の体には三百六十五の関節がある。
病を治すには、先に人の心を鎮めなければならない。
患者の心から疑念や雑念を取り除き、 体を自然に任せなければ
ならない。 心を空とみなし、 心と空を一体にすると、 人が和らぎ、
人格が穏やかになり、 自然と病が治る。 人体は宇宙自然と同じなのは、
人体は宇宙が産み出だししたものである。 「東医宝艦」トイウホウガン・
(ホ・ジュンが編纂した医学書・薬草、 鍼灸。 の漢方医療・解剖など)
1613年発刊李氏朝鮮時代・世界最古の医学書として世界記憶
遺産と認められている。
(1613年頃の日本は、 徳川幕府初期、 大坂の陣の頃。)