宇都宮木鶏クラブ
X.3 私のお気に入り
論語 一 章
鈴木
がく じ だい いち
学而 第一
子日 (しのたまわく) 學而時習之 (まなびてときにこれをならう)
不亦説乎 (またよろこばしからずや)
有朋自遠方来(ともあり、 えんぼうよりきたる) 不亦樂乎 (またたのしからずや)
人不知而不慍(ひとしらずしていきどおらず) 不亦君子平(またくんしならずや)
孔子が言った学んだことを復習するのは喜ばしいことだ。 友人が、 遠くから訪ねてくれるのは楽しいことだ。
他人に理解されなくても気にしないのは立派なことだ。
○先師が言われた。
「聖賢の道を学んで、時に応じてこれを実践し、 その真意を自ら会得するこ とができるのは、なんと喜ばしいことではないか。 共に道を学ぼうとして、 思いがけなく遠方から同志がやってくるのは、なんと楽しいことではないか。 だが人が自分の存在を認めてくれなくても、怨むことなく、自ら為すべきこ
とを努めてやまない人は、なんと立派な人物ではないか。」
« 季康子、 政を孔子に問う。 孔子応えて曰く、政は正なり。 子師いるに正しきを以てす れば、たれか敢て正しからざらん。 子曰わく、君子は坦かに湯たり。 小人は長えに威たり。 »