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ヒトノワ中の人日記

人生の四季をどう生きるか

2023年04月07日

はじめに
今回のテーマは「人生の四季をどう生きるか」と言うテーマでした。
考えた事はありませんでしたが人生にも四季があるんだなと思いながら表紙を開きました。

何を読んだか
まず「特集」を読んだんですけど、、、
人生には「青春、朱夏、白秋、玄冬」と四季があるという話で、五木先生が
「青春は25才、朱夏は50才、白秋は75才、幻冬はそれ以降」と書かれていました。
だから私は今45才なので朱夏に当たるのるのかと思って・・・先は長いなと・・・・だからこそ、60代の収穫期、70代の黄金期を迎えられるように、「因果の法則、宇宙の法則」稲盛さんも言っていましたが、「良きことを思い行い利他の心で実践する」という気持ちが重要なんだと思いました。

そして最後を三国志の英雄曹操の言で締めくくる。

 「老驥歴(ろうきれき)に伏す 志千里に在り 烈士暮年 荘心已まず」

日千里を走る駿馬(しゅんめ)が老いて厩に伏しているのは、なお 千里を走らんがためであり、雄々しい男子は晩年になろう とも志を捨てない、の意である。人間、 この士気がなけれ ばならない、と安岡師は結語している。 

人生の終焉がいつかは誰にも分からないが、その日がい つであろうと、士気をもって人生を歩みたいものである。


もう走る機会がないかもしれない中で駿馬は「いつでも走る」気持ちで自分と向き合い続けているということだと思うんですよね・・・人生の終焉がいつかを考えるより、志を持って自分と向き合い続ける事の大切さを言ってるんだと思うんですけど、、、自分がその年になったら、やっぱり終わりを考えちゃうんじゃないかと思って・・・そのためにも今ちゃんと学んでおかないとダメだなと思いました。

何が書いてあったか
P10「一道に生き、我が情熱は衰えず」の対談を読みました。
小林さんは80を超えて幻冬、、、羽生さんは私より7つ上なので朱夏とかですかね・・・お二人とも学び続けることの大切さをお話しされてるんですけど、私が印象に残ったのは

八十二歳になると、体もなかなか思うように動いてくれません。 それでも皆が助けてくれるうちに 動けない体が元気になるというよ うな行ったり来たりないまでもり返しています。

しかし、そのような中でもベー トーヴェンを一途に追いかけなが 音楽の道を歩んでこられたことを幸せに思います。ベートーヴェ の行間の宇宙が何を物語ってい るか、それを読み解くのは果てし なく苦しい道で、それはこれから も続きますが、自分の人生はそれ、でよかったのではないか。そう思うのです。


「行ったり来たりを今でも繰り返している」というところが印象的で、ポジティブに学び続けようという心と、ネガティブなくじけそうになる心っていうのは、表裏一体で、「論語に学ぶ実践の会」で教えてもらった最善感という事なんだろうなと思いました。
これからもベートーヴェンを追求し続けていくという強い気持ちが伝わってきました。一方で「自分の人生はこれでよかった」という話もされていて、、、これは諦めというより、、、覚悟なんだろうなと感じました。

どう感じたか
特集の駿馬の話もそうですけど、志を最後まで貫く事ができるのは覚悟がある人だけではないかと感じました。

カテゴリ:致知

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