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こんにちは、ツマさちゃいです。
本日、めでたく妊娠37週をむかえました!
37週というのは、「正産期」に突入したということ。
すなわち、「赤ちゃんがいつ生まれてきても大丈夫ですよ~」となった週数ということ!
週数的に、赤ちゃんが生まれてきても、ちゃんと生きていくことができるのに十分体の機能が成長しているとされている週数が37週以降なのです。
36週までだと、身体の機能はほぼほぼ十分でも、まだ<早産>という扱いになってしまいます。母体で過ごす1日=保育器で過ごす10日と言われているくらい。できるだけ、37週以降の正産期での出産が望ましいようですね。
※ただし、帝王切開など、陣痛が来る前に生まれる必要がある場合などもあるため、一概には「望ましい」という表現が正しいかは分かりませんし、予定日もあくまでも予定日。赤ちゃんが無事に元気で生まれてきてくれる日が最善の日だと思っているうことを申し添えます^^
さて、さちゃい。
いつ<そのとき>がくるのか・・・ドキドキ、そわそわしながら過ごしています。
ましてや、切迫早産で入院していたこともあり、もう退院後すぐにでも生まれてきてしまうのでは!?と、そわそわしていたのですが、結果、36週目で退院後、赤ちゃんは一週間おなかの中にいてくれて37週をむかえることができました。
昨日(36週6日)の妊婦検診での、担当医から開口一番の一言。
「どうでしたか、久々のシャバの空気は!笑」
先週まで入院生活を送っていた私に、こんなユーモアあふれる声掛けをしてくれる先生…笑 和みました^^♪
退院後一週間後の検診と指示されていながらも、きっとすぐに生まれてくるんだろーなーとしか思っていなかったため、この日をむかえたことは少々驚きでもありました。おなかの赤ちゃん、よく頑張ったね^^偉いよ~!
助産師さんから聞くところによると、切迫早産で入院していた人によっては、退院後すぐに出産となるケースもあれば、40週に産まれてきたなど、すぐには生まれてこないケースも意外に多くあるとのこと。本当に、こればっかりは個人個人違いますね。
私はどうなんだろう・・・。どきどき。
さて、いままでさんざん申し上げてきた<切迫早産での入院生活>とは、どういったものだったのか。そろそろ経験談を少々お伝えしようと思います。
*前編からの続き
腹痛に襲われながら、入院。2~3日では帰れなそうだね~と、朦朧とする意識の中で聞こえる。24時間、リトドリン点滴生活がはじまる。
*お薬の効果と副作用
私が処方されたのは、「リトドリン」という、筋肉の収縮を抑えるお薬でした。
点滴により、おなかの張り、痛みは劇的に収まる。しかしながら、大変だったのは薬の副作用。慣れるまでは、猛烈な吐き気、震え、手のしびれ・・・。
緊急入院の知らせに、仕事を早めに切り上げてあわてて駆けつけれくれた夫ピロリンに介抱されながら、盛大に吐く。(気分を悪くされた方、ごめんなさい><)ちょっとすっきりするも、その日は何も食べられず・・・。
後に、手のしびれは点滴漏れだったことが判明するも、入院なんて初めての健康優良児が点滴漏れなんて言葉を知るわけもなく。翌日差し替えの後手のしびれは改善される。
*検診等
入院中は、検診、NST(お腹の張りをチェックする検査)、採血、体温、脈、赤ちゃんの心音検査、等。様々管理されていました。
入院した産院は、完全個室のため、話し相手は看護師さんか、お掃除のお姉さま、ご飯を運んできてくれる栄養士のお姉さま方。いろいろお話できたのは救いでした~^^
*安静生活
それ以外の時間は、ひたすら<絶対安静>。トイレ、シャワー(2~3日に一度。先生の許可が必要。)、洗面時以外は、ベット上で寝たきり生活。それが慣れるまで大変苦痛…。
普段テレビを見る習慣のない私が一日中テレビをつけっぱなし。そりゃあもう、一週間の時事には詳しくなりましたね~。行方不明事件から発見まで、度重なる不倫騒動、某知事の政治資金問題…。
「元気なのに寝たきり生活」は、体力をどんどん低下させていきました。本を読む元気もなく、ただただ寝たり、テレビ見たり…そんな生活を送っていました。
・・・生まれてきたら、なんにもしない生活なんてできないんだから楽しんだほうがいいよ~というアドバイスも多くいただきましたが、楽しむも何も、今まで仕事仕事でなにかと忙しくしていることが大好きな私だったため、「何もしない時間をどう過ごすのか」は、大問題でした・・・笑
*食事
栄養士さんが考えてくださる、栄養満点の食事!出産後、授乳が必要なお母さたちと同じ食事内容のため、かなりのボリューム、ハイカロリー!流石に全部は食べきれないので、残したりしてしまいましたが、とっても美味しいご飯でした^^入院中のささやかな楽しみでした★
週の半分くらい、3時のおやつもあり。手作りドーナツやお抹茶など、おいしくいただきました。
*夫ピロリンの支え
苦痛で仕方なかった毎日を支えてくれたのは、夫ピロリンでした。
寂しくないようにと、朝出勤前、お昼休みの時間、夜仕事終わりに、時間の許す限り面会に来てくれました。本当に、どれだけ支えられたことか・・・。
時には、仕事を抜けて、また仕事に戻っていくことも。涼しい病室でお昼寝していくことも・・・。笑
一緒に過ごす時間が、本当にかけがえのない時間で、短い時間ではあるけれども心からの幸せを感じていました。優しくおなかを撫でながら気遣ってくれるピロリン。自分も転職後間もない時期で大変だろうに、家族を思いやってくれるピロリン。この人と結婚して本当に良かったと、心の底から思いました。
しかしながら、さすがに夫にはかなりの負担をかけてしまっていることに対して申し訳なくなり、いまは安静にして授かったふたりの子どもをちゃんと守るのが私の仕事だとはわかっていながらも、はやく退院して今まで通りの生活に戻り夫を支えてあげたい気持が大きくなり、面会時間が終わり帰っていく夫を見送った後、何度も枕を濡らしたのでした・・・。
*入院生活、何がそんなに辛かったって?
①点滴:注射や痛いことが苦手な私。初日の点滴漏れの事件もあり、点滴が怖くて仕方がなくなりました。24時間、寝るときも一緒。ずれて漏れたらまたあの恐怖の差し替え。気になって、夜はしっかりと眠れず・・・。
②元気なのに病人みたい:寝たきりでいると体力が落ちていき、本当に病人のようになってしまいます。帰りたいのに、帰れない。本当につらかった~。
③必要以上の情報:本を読む元気はなくても、スマホはだらだら見ていました。切迫早産や妊娠出産関連の情報を必然的にたくさん仕入れてしまったため、必要以上に怖くなってしまったりしていたかもしれません・・・。
そんなこんなで34週6日~36週0日までのほぼ一週間を入院ですごしましたが、担当医から「もういつ生まれても大丈夫だよ~」とのことで、36週に入った日に退院することができました。
「退院後、すぐに陣痛来るかもしれないから、、そのときは夜でも遠慮しないですぐに連絡してきてね!」と、看護師さんからのはなむけの言葉(?)をいただき、久々の我が家に。足元ふらふら。
久々の家の匂い。病院の整った環境と違い、ちょっと散らかっていて、暑いけど、やっぱり落ち着くな~。ほっとしたのか、緊張の糸が切れたのか、ボロボロ泣いてしまいました。夫よごめんね。受け止めてくれてありがとう!
退院前日に点滴を抜き、お薬を切ったため、退院後2日くらい張り返しが強く苦しかったため、このまま陣痛につながるのでは…と心配しましたが、3日くらい経つと落ち着いてきて、動くと張るけどだいぶ楽になってきました。
家事も無理のない範囲でやっているけれど、やっぱり「動けるって幸せ!!」
タイトルに、切迫早産の「恐怖」と書きました。
何が恐怖かって、「今まで何もなかったから」と過信して動きすぎることと、誤った自己判断だと思います。
何が起きるか最後の最後まで分からないのが、妊娠・出産だと身に染みて痛感しました。私に何かあるわけない・・・そう思っていた自分を改めて反省。
そして、普段と違う異変があったらすぐに病院へ。異変がわかるのは自分しかいません。何かあってからでは遅いので、とにかくいつもと違う痛みや出血などがあった場合には、病院に駆け込む・電話する!結果、「様子を見ましょう」となったとしても、症状を話して、指示をもらうだけでも、安心できます。
今回「胃腸炎」と思い込んで、次の日に受診しようと我慢していたら、その日の夜にいきなり破水していたかもしれません・・・(ぞわっ)。これからも忘れずにいようと思います。
切迫早産と耳にすると、「怖い」イメージを持たれる方も多くいらっしゃるかと思います。でも、正しく理解して、お医者さんの指示に従い安静にしていることで、防止することができます。
自分には関係ないや、ではなく、「自分にも可能性が十分にある」ということを頭の片隅に置いておくことが重要なんだなと、考えます。
*・*・*・*
37週に入り、もういよいよ待ったなし。いつ生まれてくるのか、ドキドキそわそわ。
「み~んな、あなたが生まれてくるのを楽しみに待っているよ!」
・・・と、声掛けしてたから、<はやく出てみようかな~>なんて、ちょっとはやく生まれてこようと頑張ってくれたのかな。ほんとうに、まじめな良い子どもです。笑
そんなあなたが、愛おしい!でも、もういつでも大丈夫。
いい日を選んで、生まれてきてね!一緒に頑張ろう!!
ツマさちゃいでした^^
カテゴリ:妊娠7ヶ月、出産までの情報
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