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中学校での感情マネジメント授業 NEW

2017年10月13日

栃木県内の中学校で全校生徒対象に

感情マネジメントの授業をしました。

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学校保健会が中心になって、

生徒たちのイライラの調査を事前に

して、その発表会もありました。

 

生徒のイライラは日常茶飯事。

私からは、その対処をどうするか、

感情を理解するところからお話ししました。

その様子が学校HPで紹介されていましたので、

ご紹介します。

別ページでは感想も紹介されています。

http://www.nikko.ed.jp/imaichi-jh/modules/journal/journal_detail.php?block_id=35&news_id=867&op=comment#35

 

中学生なりに自分ごととして感じてくれたようです。

多分、中学校を卒業してから

この授業のことを思い出すと思います。

 

キャリア教育の一環としても大変有効な授業だと

校長先生からご意見をいただきました。

 

難しいと思って試さないか、

どんどん試してみるかで

その後の人生が変わるかも?ですよ。

子ども向けアンガーマネジメントの効果とは?

2017年02月09日

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今日の宇都宮市内は雪です! ホットコーヒーがしみますねー。

1月22日付け下野新聞に先日の

小学生向けアンガーマネジメント講座の様子を

取り上げていただきました。

紙面の4分の3を占めてます。

記事の中では、PTAの方への調査結果も

一緒にご紹介いただきました。

 

 

前回のブログでは、

⭐︎保護者のイライラの頻度について、

「ほぼ毎日、数日に一回感じる人」が96%を占めていること。

⭐︎イライラの対象は自分の子供、配偶者に対して89%にのぼること。

について書きました。

 

今回は、

①保護者のイライラする場面についてです。

上位2位は・・

⑴家庭内での子供のしつけや生活習慣・・・47%

⑵学校での子供の勉強やしつけに関して・・12%

となりました。

 

まずは、ほぼ半数が家庭内での子供の生活に関することでイライラしているとの結果です。

これは、子供のいる家庭では日常ですね。

何回言っても同じことで怒られる、

「いっつも言ってるでしょ!」なんて小言が聞こえてきそうです。

良い悪いは別として、現状を表していると思います。

 

⑵の学校に対してのイライラも少なからずあるということで、

こちらの学校では、宿題の出し方を変えるかどうか

先生たちが話し合いをしたそうです。

 

同じような項目について、怒りの調査をリタイヤした人たち(高齢者)、

仕事をしている人たちにもしたことがありますが、

高齢者は家族の日常生活に対して、

仕事をしている人たちは家族、ついで、

職場がイライラする場面として多い傾向がありました。

 

保護者の方も仕事を持っている人たちも多くいるかとは思いますが、

いずれにしても、家族の日常生活場面でのイライラを多くの人が感じているのでしょう。

 

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次は、

②子供がアンガーマネジメントの話を聞いてから変化したことがあるか?

についてです。

結果としては、

 ⑴子どもの怒りの強さ・・・ 変わらない62%、

⑵子どものイライラしている様子が 以前と比べて 変わらない・・・58%

と答えた人が多数を占めました。怒りの感情は心の中の出来事です。

内面の変化については、いくら親でもなかなかわからないものですね。



一方、

⑶ 子ども同士の喧嘩、いざこざが 

  以前と比べて ・・減った 32%、・・減らない44%

と、表面に出る行動である「ケンカいざこざ」が
減ったと感じた保護者が32%いました。

中には、子供がアンガーマネジメントの授業を受けた
ことすら知らなかった親も少なからずいたので、
32%が何らかの変化が子供にあったと感じてもらえたことは、
結果として評価できると思いました。


今回の授業は、たった45分です。

それでも、こんな変化がありましたと自由記述に書いてくれました。


⑷子供が変化した内容について(自由記述)

・親のイライラを気にするようになった。一人でイライラしていると、「ママ大丈夫?」などと声をかけてくるようになった。

・私(母)がイライラしている時に、急に娘が目の前に来て「大丈夫大丈夫」と胸に手をクロスさせて落ち着かせようと行動してくれた。

・子供が叱られたことに対して、なぜいけなかったのか理由を話してくれた。

・アンガーマネジメントを知ってとても良かったと申しております。

・自分から怒っていることを聞かせてくれるようになった。

・母親が小言を言っても反発することが少なくなった。


先生から見た変化

子ども同士で仲直りできることが増えた。怒っている友達に怒っている理由を聞いたり気持ちに共感したりしている姿が見られた。


いかかでしょうか? アンガーマネジメントは心理トレーニングです。
自分の気持ちに向き合って、感情と上手に付き合っていくためには、子供の頃から感情を意識することが必要ですね。怒りの感情は自分で作り出しているものですから。

たった1回だけでしたが、
この授業を受けた子供たちがどのような人生をたどっていくのか、
とても興味があります。

どのくらい子供たちの印象に残っていたのかな? 
イラっとした時に、あの人、あんなこと言ってたなー・・
ぐらいに思い出してもらえたらいいなと思います。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


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ネガティブ思考の出発点

2016年11月14日

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土曜日に某生涯学習センター主催で

イライラの理解とその対処のお話をしてきました。

自分の心の中の気持ちに目を向けるワークが、

とても面白い!と感想をいただきました。

2回コースなので、次はどんな気づきがあるか

私も楽しみです。

写真は、講師用にいただいた、

その町名産の水です。

まろやかで飲みやすい!

:::::::::::::::

 

さて、11月も半ば、なんとなく

気ぜわしい感じがします。

1年を振り返って、

「やりたかったのにできなかったこと」が、

たくさんあるぞ!と気づきませんか?

私はたくさんあります。

ちょっと、落ち込みます。

落ち込みモードに入ると、ネガティブ感情

がむくむくと湧いてきます・・。

そして、なんとなく、イライラ・・。

ネガティブ感情に心が乗っ取られると、

回復に時間がかかって、また落ち込みます。

こんな「ネガティブサイクル」に

はまってしまいます。

〇〇○〇〇○〇〇○〇〇○

「ネガティブ思考に陥る

原因のほとんどは、

人間関係の問題か、

自分の個性を生かせない生き方を

しているか、この2つに集約できる」

杉山崇 著『「どうせうまくいかない」が

「なんだかうまくいきそう」に変わる本』永岡書店

〇〇○〇〇○〇〇○〇〇○

 

これですね。

私の場合は、今、

自分の個性を生かせてないと

自覚しています。

いろんな出来事(刺激)に

そのまま行動(反射)して

自分がやるべきこと(目的)を見失っている

から、ネガティブ感情が発動していると

気づきました。

 

今夜のスーパーフルムーンを見て、

「自分は何者か?」をよーく考えて

みたいと思います。

 

****************

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子どもの自信と父親との会話

2016年11月09日

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獨協大学病院の銀杏並木が綺麗でした。
ポトポト落ちてくるギンナン爆弾と、
潰れたギンナンを踏まないように
注意しながら歩きました。
〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇
今朝、
息子と意見が衝突しました。
「僕の意見を尊重して!」
と言われて「うーん・・」と
考え込んでしまいました。
その後、
たまたまつけたテレビで
ある事件の複数の加害者が
「親との関係が悪かった」と
インタビューされているのを
みました。
親との関係・・
学生の時の私の研究テーマは
「青年期のアイデンティティ」です。
調査研究として
青年期女子(高校生)の
自己受容と親との関係を
調べたことがあります。
結果は、
「自己受容が高い女子は
親との関係も良い。」でした。
これは約20年前の調査なので、
今、どんな研究があるのか
調べてみました。
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娘と父親の関係に関して
「父親からの情緒的な支持を
感じている,つまり父親は自 分を
応援し味方してい ると感じている
ほど,娘 のSE(自己評価)は
高くなるようである。」
(春日由美 九州大学心理学研究,2000)
・・・・・・・・・
つまり、
父親からの支持され、
愛されていると感じている
娘は自己評価が高い。
・・・・・・・・・・・
男子はどうでしょう?
「「親から理解されている」
と自信を持って答えた者は,
親との基本的な信頼関係が築けて おり,
ありのままの自分を受け入れ
られている者が多く,
その結果自己受容得点が
高くなったのだと考えられ る。」
(藤 川 順 子・大 本 久 美 子平成27年)
・・・・・・
つまり、
男子においても
親からの理解や信頼が
自己受容の高さに関係する
・・・
まとめると、
子どもには、
母親だけでなく、
父親と会話したり、
子どもが愛情を感じる場面を作り
信頼関係を築くことが
子どもの自己受容、
自分自身を受け入れ、
自分を尊重する「自信」の
獲得につながる。
・・・・・・・・・・・・・・
冒頭の、息子の自信たっぷりの
「僕の意見を尊重して!」の
一言は、私にとって
「ムカっとレベル3」です。
しかし、一方で、
青年期に入りつつある息子の
発達段階としては、
むしろ好ましい傾向なのかも?
人の意見を鵜呑みにしないという点ではね。
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・
意見の対立として考えると、
親としては口答えされて
「ムッと」します。
一方で、一人の男子として
息子をみてみると、
自我の形成真っ最中。
今はいろんな意見を聞いて
吸収して価値観を形成する段階。
そこで、対処策!
私は親としての意見を率直に言います。
同時に、父親や先生などの
多数の意見を聞く場を作ることが
母親としてやるべきことだと
私は考えました。
特に、ここは父親の出番!
子どもの自己受容を高める
良いきっかけになると思います。
・・・・・・・・・・・・・・・
参考資料
「日本における父娘関係研究の展望」
一 娘にとっ ての父親一
春日由美
九州大学心理学研究,2000,第1巻,157−171
「高校生の自己受容・他者受容と親との関わりの関連」

藤 川 順 子*・大 本 久 美 子**
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「毎日怒ってしまい、相手も自分も傷ついていた。」小学5、6年生のイライラ対処

2016年11月01日

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前回、前々回に続いての3回目は5、6年生の

イライラ対処教室の様子です。

 

体育館に入ってくる様子を見ていると、

ぐっと身長も高く大人っぽい顔つきの男子や、

丸っこい体型の女子が増えてきます。

すでに思春期が始まっている様子が伝わってきます。

 

5、6年生にも感情による体の変化を

体感してもらいました。

怒っている時の状態を思い出してもらったら、

次は、落ち着くための方法です。

意外に、恥ずかしがりながらも、ニコニコしながら

素直に「体操」のようにしっかりとやってくれます。

先生たちも一緒にやってくれるので、

「あんな感じでやってみよう!」と体育の授業のよう。

 

5、6年生にもなると、親に怒られれば口答えします。

言い返された親は怒りがさらに増大。

感情的になった親に高圧的なダメ出しをされたり、

無視されたりもするでしょう。

怒りをぶつけられた子どもは、大人と同じように

ぶつける場所を探します。

それが兄弟であったり友達であったり自分であったり・・。

親のイライラが子どもへ、そして、友達や兄弟や

最終的に自分を傷つける連鎖を引き起こしてしまいます。

 

連鎖になることを意識してもらうために、

子供版のアサーティブトレーニングをしました。

 

お隣とペアになってお互いに決められた

「セリフ」を言い合います。

言われた方は「気持ち」を感じます。

 

嫌な「気持ち」、ホッとした「気持ち」などの感情は、

体感しないと理解ができません。

キャリア教育の考え方と同じですね。

私はキャリア教育の中の「感情理解教育」として、

子どものアンガーマネジメントを位置づけています。

 

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「気持ち理解」の小芝居は先生にも演じてもらいました!

さすがの熱演です。

喧嘩の場面を先生が再現すると、説得力ありますね!

 

子供の感想です。

「伝え方で、自分の気持ちと相手の気持ちが変わる」

「お母さんにも今日教わったことを話そうと思った」

「言葉を変えるだけで、相手の気持ちが大きく変わることを知った」

「教室の後、さっそく友達が怒りの場面で生かせて

いたので、「よかった、本当なんだ」と思った。

まだ知らない人にも教えてあげようかなと思った。」

 

感想を読んでいて、

「子供の気持ちを大人は意外とわかっていない」

ことに気づかされました。

子どもは未熟ではありますが、一人の人間です。

イライラ対処は

コミュニケーショントレーニングの一つです。

生きていれば、イライラすることはたくさんあります。

そのイライラ感情の取り扱いを上手にできれば、

相手も大事にできる。

それができる自分をもっと大切にすることができるでしょう。

これから成長していろんな人と関わる時のコツ

としての頭の片隅に残ってくれていればいいなと思います。

 

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「こんな授業を受けることができてうれしい」小学3、4年生向け感情教育

2016年10月18日

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前回に続いて小学校でのアンガーマネジメント授業の様子です。

低学年の次は、小学校3、4年生の中学年180名です。

人間には誰にでも感情があること、それはうれしい、楽しいもあるけど、悲しい、イライラするなど色々な感情の種類がある。と、場面想起をさせました。

ある男子が「俺、朝からお母さんんに怒られた」と発言。聞いてみると、「早くしなさい!」と怒られた。それでどう感じたか?言われてムカッとしたそうです。それを聞きながら「俺も!」と、男子たちがうなずいていました。

低学年との違いは、相手とのやりとりで何か言われた時の自分の感情を思い出して表現できるところです。小学3、4年生は正直です。イラっとしたことを素直に認めます。

衝動のコントロールに加えて、怒りの相対的な評価をしてみる「怒りの温度計」の応用パターンを使ってみました。イライラする場面ごとに、これはどう思う?そしてみんなはどう行動する?か3つから選んでもらいます。全員が自信満々に手を上げます。子どもたちは、「こうするのがあたりまえでしょ?」と思いながら手を上げますが、男女でも同じクラスでも全くとらえ方が違う。ゲーム感覚で他人の価値観を体感できたので、盛り上がりました!

同じ場面でも、「気にしない」と答える子どもがいる一方で、「許せない!」と憤る子どもがいます。お互いに見回して、えー!そうなの?とびっくりしていました。

同じ感情場面でも、その人の認知の仕方によって出来事への「評価が変わる」ことを体感してもらいました。

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子供の振り返りカードには、ジワーっと感動しました。

「教えてもらった方法を、家で怒りそうになったときにやってみたら落ち着いて、お母さんに謝ることができた。そしたら、お母さんがにこにこして頭をなでてくれた。うれしかった。」

「わたしは今までイライラするときに、リラックスする方法がわからなくて、グーグルでけんさくしていた。」

「「わたしにぴったりの授業だな。」と思った。あの後、何度かカッとなることがあったが、斎藤先生に教わったように、深呼吸したり胸をたたいたりしてみると落ち着いた。こんな授業を受けることができてうれしい。」

「この人権教室がなかったら、ぼくはずっと怒りをとめることができなかったと思う。」

今回の授業の運営担当の先生も、これらの子どもの感想を読んで心からやってよかったと思ったそうです。「読みながら、鳥肌たっちゃいました」と話してくれました。

次回は、思春期に入った高学年の授業の紹介です。

 

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過疎の町とキャリア教育

2015年11月06日

ある過疎の街の
教育長と仕事で面談した時、

「未来を担う子供たちを育てていきたい、
そのために優秀な人材を教育したい」
とおっしゃるので、

私は
「それは、雇用される側ですか?雇用する側ですか?」
と聞いたら、黙っちゃいました

雇われることを前提に教育をすると、
人の言うことを聞く、
命令された通りにできる、
人の和を乱さない、
出る杭にならない、子どもが
被雇用者の適合者です。

大人達には子どもが大きくなった時に
地元に残って「家を地域を支えて欲しい」
という願望が生まれます。

「地域活性化!」のスローガンで
雇用される場所を作り出します。

被雇用者目線では、
雇われる場所が欲しいのです。

工場誘致や企業誘致にお金を使います。
ひろーい工業団地を作ってみたりね。

でも、人は便利な場所に住みたいもの。
雇用される人たちは
立派な車を買って、毎日通勤して、
近隣の大都市に家を買って
子どもは教育環境の整った
便利なところで、
優秀な人たちの子どもと
一緒に教育を受けさせたい。
習い事もいろいろ選択できるし。

そして、優秀な人材ほど都市部に
流れていきます。
そして残ったのは、売れ残りの土地と、
通勤用に拡充したやたらと立派な道路と、
コンビニ。

これは、私が育った町の現在の姿。

地元に残っている同級生は2割いるかどうか。
大半が車で15分の隣町に住んでいます。

冒頭の話をしてから5年、
その町は、ますます過疎化が進んで、
人口維持困難市町村のマップで
赤い色が塗られていました。

だから、何やってもダメなんだ。

ではなく、
子供たちが自分の育った町に帰ってきたくなる、
子供たちが自分で町を作りたくなる、
自分で創造できる、クリエイトできる、どこでも
生きていけるスキルなりメンタルを持つ子どもを
育てたい。

精神的にも経済的にも自由な大人こそ、
過疎地で生きていけます。
勤務地に縛られなくてもお金を稼げます。

自分も過疎の町で育った子どもだからこそ、
どこでも生きていける必要性を強く感じます。

その考えに賛同してくれた中学校とキャリア教育を
したわけです。

こんな田舎町にキャリア教育必要ない。そんなことより、テストの点数を上げるために時間を使いたいと同じ学校の先生たち言われました。

嫌がらせも散々されました。

保護者にも、うちの子どもにはそんなわけわからないことより、
修学旅行でディズニーランドにでも行って、楽しく思い出作り
させて欲しい。と言われました。

ムリムリ問題集を解かせることより、

自分がなりたいものがわかって、それを実現するために、
この学校に行きたい、だから勉強が必要。と
キャリア教育を受けた子供たちは
自分の頭で考えて必要だから勉強したのです。

そして、
統一テストで壊滅的な点数を取っていた学年で
全体的に急激に点数が伸びました。
だから、推薦入試の筆記テストも高得点、
面接も自分の軸を持っているから、
抜群の好印象だったのです。

結果として、3年間徹底的にキャリア教育を
受けた子供たちは6割が推薦入試で進路が決まりました。

自分で主体的に学ぶ子どもになれたのです。
そのような生徒は高校からすると、喉から手が出るほど
欲しいですよね。

ディズニーランドは、レジャー施設です。
修学旅行は慰安旅行じゃないのです。
学習の一環なのです。

子供の教育の前に、まずは、大人の意識を
変えること。

子どもは大人を見て育ちます。

私が、キャリア教育の一環として
感情教育である、アンガーマネジメント
を学び始めたのは、見本となる大人。
こんな人になりたいと子どもが思えるような
精神的に安定した向上心のある大人になるためには、
感情のコントロールがまずは最初と感じたからです。

だから、学校現場から離れてアンガーマネジメントの講師をしているのです。

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大人の発達障害の方とのドライブ

2015年06月17日

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つい最近わかったのですが、親族に大人の「発達障害の疑い」のある人がいます。まだ診断はでていません。

昨日は精神科受診の付添をしました。 血縁がない分、わたしはかなりの第三者的な立ち位置。その方の親に頼まれて病院に行きました。

車内や待合室でいろんなお話をしました。 自己評価が最低なので、「気が狂いそう、死にたい、死んで楽になりたい、自分なんかいないほうがいい、」とネガティブパワー炸裂です。最大限落ち込んでいるときは、 周りの人たちが、この写真のような顔に見えるそうです。

私は、臨床心理士でも精神科の医師でもないので、とりあえず聞くだけですね。でも、注意したのは、「ネガティブをほおっておくと加速する」ことです。ちょっとした不安が積もり積もって首を絞めることに(心も体も)。 聞きだしていったら、自殺未遂も繰り返してるらしく・・。でも、痛かったり苦しかったりするのは嫌なので、決行はできないそうです。まあ、決行してたらここにはいないけどね。

診察時には、自分から言えないことを代わりに言ってあげたり、聞いてあげたりしました。精神科医の方の話の持っていき方はかなり参考になりますね。

受診後、車の中で、今後の流れや相談するところの確認、次に何をするのかを一緒に確認していくうちに、一つ一つ不安が解消されていって、帰り際には「今の仕事が楽しいです」と(^^)。 過去にとらわれて不安が増大するよりも、未来をどうやって作っていくのか、一緒に考える人が必要なんだな。

それが、私の役割なんだなと思いました。一緒に落ち込んだり感情にまきこまれない、自分をしっかり持ってることが重要だと再認識しました。あとは、精神科の方と連携をとって、この方のサポートをしていきます。 でも、家に帰ったらグッタリしましたけどね(^_-)

怒りやイライラから解放されたい。
怒りの感情を上手に扱いたい。
怒りのエネルギーをより良い方へ使いたい。
そのお手伝いがしたくて、ファシリテーターとしてアンガ-マネージメント講座を開催しています。

「イライラからさようなら」するためには、まずは、自分の感情と素直に向き合ってみましょう。
心の安定の手段としてアンガーマネジメントをおすすめします。

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