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あなたのイライラをコントロールする感情マネジメント

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家族を介護している人のアンガーマネジメント

2016年02月15日

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下野新聞の読者から相談がありました。

家族を介護している50代女性。年老いた両親、義両親に対するイライラに悩んでいる。実母は認知症、義理父は入院中。連載記事を読んで、怒りをコントロールすることができることに希望が持てた。自分でもこの怒りをなんとかしたい。介護者向けのアンガーマネジメント講座をして欲しいとの切実な訴えでした。

私の95歳の祖母も介護施設に入院中です。記憶障害で、5分前のことを忘れます。5分おきに、「ミカちゃん、久しぶりだね!仙台の〇〇で仕事してるの?仕事頑張ってるねー」と20年前のことを昨日のことのように話します。ひとしきりしゃべった後、もしくは目線を外して違う人を見ると、「あれ!ミカちゃん、久しぶりだね!」と最初から始まります。

孫の私から見ると、なんかのコントか?と思うくらいの繰り返しなのですが、施設に預ける前に介護していた私の母親は、イライラの極限でした。

また、自分の孫に子供が生まれていることを覚えていません。頭の中は20年前の世界に住んでいるので、自分のひ孫のことを知らないのです。なので、知らない子供がうろちょろしていると思って、「誰あんた?」と冷たくするのです。そのギャップに孫の子供たちは戸惑います。そんな自分の孫に対して嫌な態度をとる姑に対して、認知症だと理屈でわかっていても、感情の部分でどうにも納得できないので、イライラしていたのです。

自分の孫に辛くあたる姑、そういえば、自分が嫁に来た時にこんなこと言われた、こんなことされた、と昔のことを思い出して、怒りの強調していきます。そんなのは、頭では不毛なことなのはわかっているけど、感情では許せないのです。

そんな母親を見てきたので、家族介護されている方の辛い状況が理解できます。介護は終わりの見えない世界。どこかで手を打たないと、自分の感情に押しつぶされてしまいますね。

そんな方達のために、高齢者の怒りについて学び、そして、介護者のイライラについての事例を豊富に入れたアンガーマネジメント入門講座を開催することになりました。介護されている方の感情の共有の場になればいいなと思います。交流も目的としていますので、定員は6名程度です。

申し込みはこちらからお願いします。http://hitonowa.net/blog-mika/courses/介護家族のための入門講座(人数限定)/

介護者のイライラ減少のためのアンガーマネジメント講座

2016年02月13日

介護

 

都内で介護向けアンガーマネジメント研修の講師をしてきました。

今回の主催者様は、関西を中心に高齢者向け介護施設を複数運営されているグループ会社です。今後、関東地区にも開業する予定があり、オープニングイベントとしてお声がけいただきました。

こちらの会社では、スタッフである介護職員の教育研修の充実に力を入れており、職員を始め、近隣のケアマネージャーさんたちにもお声がけいただき、今回の研修が実現しました。

参加者は社会福祉士、ケアマネージャー、介護施設職員、看護系職員など高齢者の介護に携わるお仕事をされている方々です。

真剣な表情ながらも、うなずきながら聞く姿は、やはり介護のお仕事をされてるだけあって、暖かい印象。

アンガーマネジメントのワークをして気付いたのですが、介護職の価値観の幅はかなり広いです。臨機応変に対応しなければいけないからでしょうね。そして、とても勉強熱心で素直な方がたくさんいらっしゃいました。

終了後、ある社会福祉士さんからは、「とっても、感動しました。感情に対してこんなに深く考えたことがなかった。対処することができると聞いて、希望が持てました」と嬉しい感想をいただきました。

また、ある男性は「斎藤さんだから、聞きにきました」と言いに来てくれた人がいて、感動です。 HPなどで、事前に情報収集していたそうです。

介護の現場は様々な背景を持った利用者さんたちと、その家族、ケアする職員も経験も様々で多様な価値観の中でお仕事をされています。価値観の違いからなかなか意思の統一が出来いにくい事が多々あると、ある参加者の方の意見です。

仕事に一所懸命になればなるほど、虚無感に襲われたり、周囲へのイライラが自分への攻撃に変わる要因が沢山ある職種です。

講座を終わってからの、受講生の皆さんがスッキリした笑顔で「面白かったです。もっと聞きたいから今後どの講座を受ければいいですか」と嬉しいリクエストをいただきました。

これは、私の医療系のセミナー企画をしてきた経験が活かせる時です。なおかつ、講師でもあり、心理学の基礎知識を使って介護向けアンガーマネジメントの研修企画案を作成中です。後日、HPにもあげます。

実は、当日の朝、介護している家族の方から電話で相談がありました。50代の女性ですが、自分の母親が認知症、そして父親も入院していて親に対するイライラがもうどうにも止まらない。どうにかなってしまいそうだから、アンガーマネジメントを勉強したいとのことでした。

育児のイライラも優先度が高いですが、介護者のイライラは「介護の虐待」の事件が続いている社会的な問題です。

アンガーマネジメントを使って、介護者のイライラを軽減し、一番困っている高齢者とその方に寄り添いたいと思っている介護者の方達が、より暖かな人間らしい繋がりを持つお手伝いをしていきたいと思います。

福祉施設、支援センター、社会福祉協議会、介護に携わる関係者さまたちからの講演の依頼を受け付けております。お問い合わせはこちらのお問い合わせフォームからお願いします。https://carraria-saito-com.ssl-xserver.jp/contact/

イライラの気持ちをパワーに変えようコラボ講座

2016年02月02日

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本日、栃木県宇都宮市内でコラボ講座を開催しました。タイトルは「イライラ怒りの気持ちをパワーに変えよう&パワーの出るおやつの作り方」です。

宇都宮市内で活躍中の食育指導士の大門佳世子先生とのコラボ講座の3回目です。

子育て中のママや、子育て落ち着いて仕事している世代、教育関係者、病院関係者、県議会の方、様々な方にご参加いただきました。

写真を見てください。赤ちゃんをおんぶしてベビーカーにはもう一人寝せて、お母さんは立って熱心にメモを取っています。学びたい!という情熱にあふれる姿に感動しました。

怒りは、行動を起こすモチベーションとして素晴らしいパワーを持っています。その力を他人や自分を傷つけることに使うのか、不快な状態である現状を変化させるために使うのか、どちらを選びますか?の問いに、ハッとした表情を浮かべるお母さんたち。でも、ここに勉強しに来た人たちは、自分のイライラをどうするか、前向きに考えて行動を起こして受講しにこられたので、素晴らしいことなのです。

感想を紹介します。

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今回は、どう行動するのかまでお話ししました。キーワードは「言葉を変えると行動が変わる」です。これは、アンガーマネジメントのコンサルタントで使う手法です。

そもそも、怒り(アンガー)の語源は、古代ノルド語では「首をつる人」を意味します。怒りで自分で自分の首を絞めている方がどんなに多いことか。怒りで身を滅ぼす人もいれば、怒りを行動のパワーに変えて人間的にどんどん進化していく人もいます。すべて、怒りの表現を自分はどうするか、選択した結果なんですね。

アンガーマネジメントは心理トレーニングなので、自分に合う方法はどんなことなのか、トライアンドエラーで試してみることが必要です。今回は、2回目、3回目と聞きに来てくれる方がいらっしゃって、前回とこんなところが変わったんです!と、個別に報告しに来てくれました。

「自分が変わることで、周りも変わって、良い循環に乗っています。アンガーマネジメントを本当にやってよかった」という声を聞いて、大変嬉しくなりました。

 

私のアンガーに関する講演の後は、大門さんの講演です。体は自分がとる食事からできています。そして、体と心はつながっています。そのために、何の栄養をとるのか。子供のおやつに取らせたい栄養素を中心にお話しいただきました。

大門先生のお話しを聞くようになって、自分の息子のおやつを見直しました。その結果、お腹が空いたことでのイライラが減りましたよ!成長期の息子はお腹がすくと、超イライラモードになります。ゆっくり血糖値を上げて、なおかつ、栄養的にもプラスの食材、例えば、大豆やご飯、のり、良質の油など・・・。食育に関する情報は子育て世代は、必修だと思います。私も、メモしまくりました。

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次回の開催は、3月1日の予定です。予定しているお題は、「穏やか」です。詳細が決まりましたら、こちらでもご紹介します。

 

*アンガーマネジメント公開講座のご案内(宇都宮市内開催)

2月13日 アンガーマネジメント診断講座

2月21日 入門講座

2月27日 応用講座

3月13日 入門講座 キッズインストラクター養成講座

4月17日 入門講座 キッズインストラクター講座

*詳細とお申し込みはこちらからお願いします。http://hitonowa.net/blog-mika/courses/

「イライラ、モヤモヤ、不安な気持ちから解放されたい。」
「自分の感情を上手に扱いたい。」
「感情のエネルギーをより良い方向に使いたい。」
そのお手伝いがしたくて、アンガーマネジメント、レジリエンス、認知行動療法を組み合わせた『感情マネジメント』についてお話しをしています。

「イライラ、モヤモヤからさようなら」するためには、まずは、自分の感情と素直に向き合ってみましょう。
心の安定の手段として感情マネジメントをおすすめします。

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